2017年1月3日火曜日

トランプ=プーチン=習近平時代に安倍内閣は「真田丸」を築けるか?

2017年の年頭所感~2017年もアヴァトレード・ジャパンをよろしくお願い申し上げます

アヴァトレード・ジャパンでFX取引をされているユーザーの皆さまへ、謹んで初春のお慶びを申し上げます。

アヴァトレード・ジャパンがまったく無名だったことから、貴重な外資系ブローカーだということで応援してくださっていた、またユニークなFX会社だということで新しく加わってくださった投資家のみなさまやパートナーのみなさまのお陰で、じわじわと、成長を遂げることができた2016年でした。

2017年も、アヴァトレード・ジャパンならではのネットワークと独特の問題解決能力を研ぎ澄ませ、新旧パートナーさま方と連携し、裁量トレードのノウハウやアルゴリズムそして人工知能にまでおよぶ「武器」を、金融商品のなかでも最も苛烈な戦場である外国為替の舞台で切磋琢磨するアヴァトレード・ジャパンのユーザーさまにご提供していきたいと考えております。

6月24日の英国EU離脱「内定」、11月9日のドナルド・トランプ「選出」など、一日または瞬時でのドル円やポンド円などの変動率で見ると、リーマンショック級や東日本大震災級の事象が多発した異例の一年が明けました。

BREXITもトランプも、グローバリズムに対してNOを叫ぶポピュリズムの奔流を堰き止めるはずの防波堤が閾値を越えて決壊したという点に注目すべきです。




ポピュリズムと言えば、ナチスドイツを率いたヒトラーこそは20世紀最大のポピュリストだったことに異論を唱えるひとは少ないでしょう。これに対して、我が国のA級戦犯たちは、だれひとりとしてヒトラー級のポピュリストではなかったと言えます。

ウィキペディア東條英機によれば、同氏は「大戦中、戦後を通じて・・・日本の代表的な戦争指導者と見なされることが多く、第二次世界大戦時の日本を代表する人物とされている。一方で戦史家のA・J・P・テイラーは、大戦時の戦争指導者を扱った記述の中で、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、ソ連についてはそれぞれの指導者を挙げているものの、日本については「戦争指導者不明」としている・・・」とあります。

いっぽうで、ウィキペディア総力戦研究所によれば、当時の官僚、陸海軍、民間から内閣が抜擢した若手エリートを集めた同研究所が、「日本必敗」という結論どころか、あらすじまでも言い当てた研究結果をたった3ヶ月でまとめあげ、

「開戦後、緒戦の勝利は見込まれるが、その後の推移は長期戦必至であり、その負担に青国(日本)の国力は耐えられない。戦争終末期にはソ連の参戦もあり、敗北は避けられない。ゆえに戦争は不可能」

と東條英機に報告したにもかかわらず、東條英機はこれを無視、これすなわちハル・ノート(注)を無視し、その半年後に真珠湾攻撃に打ってでたわけです。

一昨日のテレビ朝日の「朝まで生テレビ」は、アヴァトレード・ジャパンの近所でよく見かける田原総一朗さんが、加齢のためか、いよいよ冷静な司会ぶりを発揮、安倍首相真珠湾訪問とその直後の現職防衛相による靖国参拝問題を切り口として、A級戦犯分祀問題(細野豪志氏)や政教分離問題(井上達夫氏)も織り交ぜつつ、陸軍やマスコミや民衆を巻き込む好戦ムードを押さえ込むだけの指導力や「独裁」力がときの東條英機あったとは思えない(小林よしのり氏)という意見も飛び出しました(注:前掲のウィキペディア版「ハル・ノート」によると東條英機はむしろ非戦側に立っていたとの指摘有り)。

トランプ勝利とEU離脱を投票したポピュリズムはこれほどまでにおそろしいものです。

周囲を強国に囲まれ、長いものに巻かれる以外に延命の道が無い国衆として、乱世を生き延びた真田昌幸、信繁(幸村)、真田昌幸(信之)たちの政治センスと軍事センスこそ、いまふたたび、ドナルド・トランプ、ウラジーミル・プーチン、習近平によってもたらされる世界秩序再構築のなかで日本に求められるものなのでしょう。

ウィキペディアついでで恐縮です。真珠湾攻撃陰謀説も検索をしていただかないとバランスを欠くと思うので、急ぎ付け加えます。「東條英機」「総力戦研究所」「真珠湾攻撃陰謀説」、、、これら三点セットを、アヴァトレード・ジャパンからのお年賀に代えさせていただいたいと思います。

それにしても、「総力戦研究所」という企画力、知力、予知能力、素晴らしいですね。今年は更に欧州でポピュリズムの奔流が勢いを増すのか?トランプ相場(トランポノミクス)はどうなるのか?いまこそ、日本完敗を予想した「総力戦研究所」の若き知的エースたちの力を借りたい気持ちです。

さきほどの朝まで生テレビのやりとりを振り返ると、細野氏は、自身が政治家であることから、ポピュリズムを制して、正しい政策を押し通すのが政治家の役目、汚れ役かも知れないが、というのを真珠湾の経緯を学べば学ぶほど意識する(正確な要約ではありません、あしからず)と述べていました。民進党にそれが出来るかどうかはわかりません。が、

ダークすぎる馬だったドナルド・トランプが、如何に巧みに、ポピュリズムを裏切るか。それはいつか。これが2017年の焦点であることは間違いありません。

さらには、レームダック期間の最後っ屁の如く、強制送還させられたロシア外交官の原因となっている米大統領選に関わるロシアのハッカー攻撃とトランプ陣営との癒着は本当なのかどうか。トランプとプーチンが癒着していたら、原油相場とロシアルーブル相場は堪ったものではありません。人工知能を使って、原油とルーブルを売り買いするのは当面見送るべきです。

最後に、トランプ相場のユニークなところは、少なくともこれまで、米株高と米金利高(米国債安)を両立させているところです。これはユーロ圏と日本のマイナス金利政策という薬がまったく効いていないことと対照的です。そしてユーロ圏で言えば、ドイツ銀行やモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行の経営危機も、越年の課題となってしまいました。

不良債権とか一時的な相場のショックで瀕死または即死をするのではなく、どちらかと言えば衰弱死、すなわちIT(情報技術)やFintech(金融技術)の進歩に経営体質が着いていけず、じわじわと襲ってきた構造危機であるという点では、東芝や日本のメガバンクも同様の構造問題を抱えていることに気づきます。

構造問題が顕在化する“すんで”のところで身を切る改革を率先垂範できる伝統的大組織の経営者がどれだけいるでしょうか。社員は家族と同じみたいな文化を育んできた新卒一括採用と終身雇用制を目の前にして、ほとんどの経営者は自分たちの不作為を棚に上げて東條英機の作為が無謀だったと批判できないのではないでしょうか?

個人的には安倍首相がその第一次政権のときに頓挫した労働ビックバン、いわゆる再チャレンジ可能な社会の実現を望みますが、一億総非正規雇用なんて、与野党こぞって潰しまくるのでしょう。

壊滅的な半導体大手や金融機関のビジネスモデルのあとにどのようなぺんぺん草を生やせられるかに日本経済の沈没を救う鍵があり、2017年はいよいよその答えを先送りに出来ない外部環境が整う年になるような気がしてなりません。

春先からの放談をお許し下さい。2017年もアヴァトレード・ジャパンをよろしくお願い申し上げます。

アヴァトレード・ジャパン株式会社
代表取締役社長
丹羽 広

2016年11月18日金曜日

トランプ大統領は反ユダヤではなかった事実から読み解くドル高トレンド

アヴァトレード・ジャパン公式パートナー「大当たり」さんのメルマガを半月ぶりに公開します。トランプ当選を見事に的中させた中銀ウォッチャー大当たりメルマガは毎週1~2回配信されています。

アヴァトレード・ジャパンのユーザーの皆さん、こんにちは。大当たり亮です。

最近、巷で、わたくし大当たりにはゴーストライターが付いているのではないか?それはアヴァトレード・ジャパンの丹羽社長ではないかという噂を耳にします。そんなことは決してありません。

「トランプノミクス」で先週今週は米ドルの一人勝ち相場。ドル円の110円台は、今年5月以来。そして「ドルインデックス」101台は、何と2003年3月以来です。

「万年悲観論者とわたくし大当たりが呆れているアヴァトレード・ジャパンの丹羽社長がこんな相場じゃ物書きできないから今週は臨時増刊号が来ないんだろうな」「株高ドル高で皆ハッピー。別にメルマガなんか来なくても勝てるよ」ですって。そんなことはないんです。

もはやファンダメンタルズは気にするな。と言いつつ、「首筋がひんやりしているイエレンさんが何を言うか?」だけは注目ですよと、わたくし大当たり今週月曜日に、ただ一点だけ、指摘をさせてもらったところです。

結果的にはイエレンさんの発言は、トランプ相場に加勢しましたね。細かく分析するとトランプ氏の移民排斥や少数民族への差別などへの当て擦りなどあります。しかし、トランプノミクスをレーガノミクス(1981年から1989年まで)の再来と大雑把に見る限りでは、ドル高志向という点で、イエレンさんの方向性と合致してしまうわけです。

歴史に残ると言われるロナルド・レーガン大統領の経済政策はアンチ・ケインズの顔をした極度のケインズ政策でした。

ロナルドとドナルドというのも似てはいますよね?どうでも良いですか??

わたくし大当たりの影武者疑惑とともに、大統領選挙後巷で喧しいのが、欧米共通で、
「都市部≒若年層≒グローバル化(EUやTPPやNAFTA)賛成派」
VS
「田舎≒高齢者≒反グローバル化(BREXIT、トランプ現象、欧州各国の極右政党台頭)」
という単純な二元論です。

なるほどな、とは思いますし、FXで言うとバイナリーオプションみたいなもので、わかりやすさでは真似できません。

つい今しがたも、安倍首相がトランプ氏に「TPPは我が政党の最有力圧力団体の農協から裏切り者呼ばわりされ支持率を失うリスクを冒しておたくの国の政策を受け入れようとしたまででわたしだって本音では反グローバルなのだよ。」と愚痴を零したかどうか、は知るよしもありません。

フラット化する世界では先進国の中間層はどんどんと既得権を失い反グローバル主義者に陥っていきます。では一体誰がグローバル化を進めてきてグローバル化で得をしたのか?

ドナルド・トランプ氏が移民排斥や少数民族差別を繰り返すなかで(比較的)口を噤んでいた相手があることに気づきますよね!?

日本語版のウイキペディアでは説明がないのですが、ドナルド・トランプ氏の長女イヴァンカ・トランプさんの旦那さんであるジャレッド・クシュナー氏は、トランプ氏自身と同様不動産王でもありますが、そのお父さんはナチスに蹂躙されたポーランドから命からがら米国に逃れ一代で不動産会社を築き上げたユダヤ人なのです。娘婿のジャレッド氏がトランプ政権に入閣する可能性は実に高いと言われています。

いやどう考えても、トランプ氏の反ユダヤ主義、反グローバル主義は、選挙目的の仮面に過ぎないですよね。

そんなこんなで、トランプ氏がイエレン女史をばっさり切る可能性は実に低く、たまには貿易赤字問題を指摘して行き過ぎたドル高のガス抜きをしつつ、基本は二人仲良くドル高を演出してゆくのではないか?今回のトレンドは来月のFOMCまでみたいな短命なものではないというのがわたくし大当たりの意見です。

アヴァトレード・ジャパンの丹羽社長、反論は大いにおありでしょうが、今日は赤ペンを挿れないでくださいね。

2016年10月31日月曜日

日米英揃い踏みで金融政策決定会合

久しぶりに、アヴァトレード・ジャパン公式パートナー「大当たり」さんのメルマガを公開します。中銀ウォッチャーとして堂に入ってきた感じのある大当たりメルマガは、アヴァトレード・ジャパンに口座開設するだけで毎週無料でお読みいただけます(2016年10月31日現在)

(↑↑↑テーパリングしている先が萎えている南瓜の図↑↑↑)

(以下引用)

アヴァトレード・ジャパンの皆さま、こんにちは。大当たりです。

「そう言えば、大当たりさん。何ヶ月か前に、スパイ小説を続けざまに読んでいるって自慢してましたよね。」あっ、はい(^^ゞ

「スパイと言えば、FBI。FBIと言えば、ヒラリー・クリントンのメール疑惑調査再開。これって何か裏があるんですか?」

すみません。米国のスパイには詳しくないんです。ケネディ暗殺の黒幕が誰かも知りません。MI6とモサドが専門なんです。今回の件についてはほんとうに何もわかりません。

それより、英国EU離脱発表から、週末も目を話せなくなってしまった英国でまたまたスクープです。英国のEU離脱派≒保守党幹部たちから早期辞任の圧力を受けていたBoE総裁であるカナダ人のマーク・カーニーが友人とのあいだで、「任期延長オプション」を行使して残り8年職を全うする決意を内々に固めた。と、今朝早く、英フィナンシャル・タイムズ紙が臨時ニュースを出しています。

今週は、あまり注目をされていない日銀金融政策決定会合はともかく、日本では祝日の木曜日に、米国と英国で金融政策「揃い踏み」となります。もともとわたくし大当たりには休みがないので平気ですが、兼業トレーダーの皆さんにとっては集中力を絶やせない注目の週になりますね。

市場のコンセンサスは、
FOMC(11/3(木)午前03:00)0.50%現状維持
BoE(11/3(木)午後21:00)0.25%現状維持

珍しくありきたりなことを書かせてもらいますと 爆 、米国は利上げがあったとしても12月で、上記の黒幕不明のメール問題再燃で、ある調査では支持率が1ポイント差まで縮まっているなかでの大統領選の結果を見ずしてイエレン議長がサプライズを演出することはないだろうと市場は高を括っているところです。

片や英国は政権側と中央銀行側の対決姿勢が劇場化しているわけですが、喧嘩腰の外国人総裁とて、0.25%の下は、、、いつぞや日本でも0.1%というのがありましたけど、、、現在の金融政策決定プロセスが確立された1997年以降は0.25%刻みしかないようですし、素直に考えれば、、、ゼロ金利マイナス金利しかないわけで、、、

ちなみに、BoEと保守党政権で何が揉めているかというと、量的質的金融緩和の是非と中央銀行の独立性です。マーク・カーニー氏は金融緩和派、そして言わずもがな独立性維持派なのです。

日本の安倍政権と黒田総裁のスクラム状態を見慣れている日本国民にはイメージし難い状況ですね。アベノミクス前夜、当時の白川総裁が、、、あれでも、、、金融緩和が足りないと官民こぞってディスりまくっていた風景とも違います。

実は、わたくし大当たりには、英国紳士の仲良しがいます。どうやらどこかの大学で数学を教えているらしいおじさんなのですが、幸い日本語がペラペラなので助かっています。大当たりは英語が大の苦手。でも実は元理系なんです(*^_^*)。。。このおじさん、研究と講義で忙しいはずなのに、妙にFXのことに詳しいんです。先週金曜日も、米国GDPの発表前ですが、いっしょにおりまして英国の話で盛り上がりました。

マーク・カーニー氏は、カナダ人であるということが異例ですけど、それ以前に、ゴールドマン・サックスに10年以上勤務していたことがより異例だという話に。あくまで英国の転職社会ではということです。米国では歴代財務長官でロバート・ルービンとヘンリー・ポールソンはゴールドマン・サックスにいたわけなので。

要するに彼が言うには、マーク・カーニー氏はもはやサラリーマンではない組織人ではない。独立したお金持ちであり、誰にごまする必要もなく信念を以って仕事を出来る立場なのだと。

東京都の小池劇場とは、男女、攻守、あべこべな感じはしますけど、組織がきちっとしている日銀よりも注目されるのには理由があるんですね。

とは言え、利上げ方向へのサプライズはありえない。また、日銀と同じく、合議の様子はガラス張りに近いものがあります。
http://www.bankofengland.co.uk/monetarypolicy/Pages/decisions.aspx
(↑↑ここからEXCELのスプレッドシートがダウンロードできます。ちなみに0.25%刻みしか前例はなさそうです)

記述の如く、下方は限定されているゼロまたはマイナス金利は、今年のポンドの地合いを考えれば、底抜けになりかねません。

それとも、テレーザ・メイ政権とマーク・カーニー総裁は、対立したふりをしているだけで、金融政策とEU離脱政策の混乱に乗じて、自国通貨安を演出したいとでも考えているのでしょうか???

順不同で、テレーザ・メイ英首相、ジャネット・イエレンFRB議長、アンゲラ・メルケル独首相、ヒラリー・クリントン米民主党大統領候補、小池百合子東京都知事、以上のみなさんが主演女優賞にノミネートされております。

(引用終了)

きょうのメルマガの副題は、「ヒラリーさん含めて主演女優賞は誰か?」だそうです。

2016年8月30日火曜日

人工知能も天然知能も予想的中だった週末のイエレン=フィッシャー相場

本日も、アヴァトレード・ジャパンに取引口座をお持ちのお客さまにだけ配信している無料メルマガのサンプルをご紹介します。著者は、新進気鋭の夜型アナリスト大当たり亮さんです。

(サンプルメルマガ)アヴァトレード・ジャパンでFX取引をされている皆さま。大当たり亮です。今週も金曜日の雇用統計までよろしくお願いいたします。

さて、金曜日の臨時増刊号で、ジャクソンホールについてお話しさせていただきました。

『中央銀行は不要だとは言えないけど、余計なことはしてはいけない、という考え方。どこかの島国のバズーカ発砲しているセントラルバンカーとは真逆』
『円安を待望しているみなさんには旱天の慈雨になるかも知れない今夜のイベント』

狼少年の汚名返上。見事に大当たりとなりました。「利上げは織り込み済みで、踏み込んだ発言がなければ暴落。なので下はあっても上はない」というアナリストも多かったなかでの大当たりはうれしいです。

しかし、このような「天然知能」のまぐれ当たりで喜んでいてはいけないんです。あれはあくまでアヴァトレード・ジャパンさんに頼まれて、上とも下ともつかない夕方に配信させてもらったものです。

それに実際は、FRB議長のイエレン女史の発言そのものでは相場は「行って来い」でした。円安ドル高をトレンドと化したのは、先週前半から存在感を表していた副議長のスタンレー・フィッシャー氏でした。彼もまたユダヤ系の経済学者で・・・

ジャクソンホールでのイエレンさんとフィッシャーさん(こちらはCNBCとのインタビュー)が予想どおり、いや予想以上にタカ派的な発言をしたことで、米国の年内の利上げに対する見通しが高まり(先物市場に織り込まれる12月までの利上げ確率は57%から63%に上昇)、それに伴うドル買いが強まる展開となりました。

さて、「天然知能」の大当たりに対して、本日からアヴァトレード・ジャパンのお客さまに限り登録受付を開始する(これ、ほんとうに口座があるだけで良いんですかね???腋が甘すぎはしませんかアヴァトレードさん!?)

「人工知能(AI)巫(かんなぎ)『トレンド判定』無料メール配信サービス」
https://avatrade.manabing.jp/

ですが、この週末のイエレン=フィッシャー相場はどう乗り切ったのでしょうか???

お見事です。
予測日時 予測内容 予測時の価格平均値 評価日時 評価時の価格平均値 結果
2016-08-27 04:00:00上昇トレンド 100.857 2016-08-29 11:59:00 101.911 的中
2016-08-27 02:00:00上昇トレンド 100.569 2016-08-29 09:59:00 101.799 的中
2016-08-27 00:00:00方向感なし ******** ******** ******** ********
2016-08-26 22:00:00方向感なし ******** ******** ******** ********
巫(かんなぎ)の「トレンド判定」は実はものすごく慎重なのです。十分な方向感が出ていないと判断したときは「方向感なし」と「判定」しています。イエレン議長の「行って来い」相場は「方向感なし」と判断したわけです。

(※パフォーマンス掲載サイトへは、「人工知能(AI)巫(かんなぎ)『トレンド判定』無料メール配信申込みサイト
https://avatrade.manabing.jp/
からリンクしております。きょうの大当たりメルマガが配信完了するころには、土曜日朝6時の「トレンド判定」の的中ハズレ判定も出ているかも知れません)

今回、アヴァトレード・ジャパンさんと特別タイアップをしたシステム開発会社の学びingさんの開発者さんに緊急インタビューを試みましたところ、

>イエレン=フィッシャー相場については、方向感が出るまでの短時間、乱高下の間は、じっと様子を見ていたのが良かったのではないかと思います。

>巫は、慎重にトレンド判定をしていますので、基準以上の確信をもった時点でようやく「トレンドあり」と判定します。

>AI「巫」の特性は、「損小利大」かつ「順張り」と表すことができます。「順張り」ですので、定点観測で「上昇トレンド」など同じ方向が連続すると利益がのびます。また、マーケットのボラティリティが大きくなるほど有利ですが、膠着相場やレンジ相場はあまり得意ではありません。同じ方向が続いている間で、ある程度自身が満足できる利益のタイミングで利益確定がいいと思います(メール配信後、トレンドが急変する可能性もございます。)

イエレン=フィッシャー相場は特に満塁ホームラン級だったにせよ、サービス開始以降の約半年で、的中率 70.30 % ( 393 勝 166 敗 )は見事です。これをFXの売買の利益に活かすためには、利食いと損切りのタイミング、それぞれの幅または比率をどうルールづけるかがたいせつになってきますよね。

この点は、今週またしつこくも臨時増刊号「祝 人工知能(AI)巫(かんなぎ)『トレンド判定』無料メール配信サービスイン(仮)」と題してその記念すべき9月1日(木)までに、わたくし大当たりの考え方をまとめてみようと思います。

取り急ぎは、学びingさんへのインタビューをご参考になさってくださいね。

>「売買シグナル」は、損小利大を基本としたものですから、勝率が低いゆえに当たる時に大きく勝つ、というロジックになっています。

>TP注文とSL注文を組み合わせる選択肢は十分ありだと思います。

>利益幅とストップロス幅の比率に注意していただければ、後はお好みで良いかもしれません。(目安の例 利益幅:ストップロス幅=3:1)

では、最後にわたくし大当たりのような「天然知能」系に必要な情報をまとめておきましょう 苦。

今週のイベント。米国の金融政策の先行きに対する注目度はますます高く、その金融政策に与える影響が大きいものとして、週末の米雇用統計は外せません。非農業部門雇用者数は予想が+18.0万人と20万人を下回っています。雇用関係の指標としてはADP雇用統計(水)などもありますが、よほど変な数字が出ない限りは週末まで様子見か。後は米国の個人消費支出(月)、消費者信頼感指数(火)、ISM製造業景況指数(木)など。

今週は米国の地区連銀総裁の発言にも要注意。ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演(水)、メスター・クリーブランド連銀総裁講演(木)、ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演(金)となっています。前の二人は投票権を有しています。ここ最近のタカ派的な流れを踏襲するのか、修正するのかは注視したいところです。

ってか、メスター・クリーブランド連銀総裁、夜明け前にもうしゃべっているし。木曜日まで待てないんですかね。付和雷同で利上げのお神輿を担いでいるみたいで。マイナス金利に反対すると空気が読めないとして学歴詐称の馬鹿学者と首をすげ替えるようなどこぞの島国の金融政策決定会合とは真逆ですよね。いや、一緒か。