私の出番ではありません。そちらは、開演1週間前でございます。
フェニックス証券が6階に入っている八重洲の不二ビル。私自身も、かれこれ5年近くお世話になっていますが、このビルの1階に(東京中央郵便局と並んで)「不忍画廊」という歴史ある画廊が入居されています。
なぜ「しのばず」なのかというと、もともと上野の不忍池の畔で開業されたからだとか。 終戦後間もなくのことのようです。
http://www.shinobazu.com/contact/index.htm
東京のど真ん中にあるビルの一回にある画廊の割には、ちょっと這入るのに勇気が要る雰囲気(失礼_m(vv)m_。。。。)なのですが、先日から始まった個展で、廊下側に展示されており、ビルの住人であれば誰でも目にすることが出来るところに、とても素晴らしい作品を発見したのです。その題名が、
「開演5分前」
画家の名前は、安元亮祐さん。耳が不自由な安元さんの作品に接して、同じく不忍画廊を本拠地としてきた池田満寿夫さんは、生前、「音のない静寂な空間だが遠くの方で波のさざめきがかすかに聞こえてくる」と表現、評価されていたそうです。
http://blog.livedoor.jp/shinobazu_gallery/archives/1281860.html
きょうから、三日間、週末の日曜日まで、安元さんご自身も画廊に顔を出される「在廊日」だそうです。土日は(フェニックス証券は、いちおう、閉まっていますが)、八重洲、日本橋、京橋、銀座近辺にお越しのお客さまは、ちょっとお立ち寄りになられては如何でしょうか。
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