かなり久しぶりに外国為替証拠金(FX)取引の話をしたいと思います。
自信を強く持ったからであります。
収益力や口座数の伸びで言うと決して目立っては来なかったフェニックス証券ですが、やはり真面目にやればこんなもんなんだという確信が改めて最近持てました。
異常な広告宣伝費を払い、異常な低スプレッドを続けて、しかも信じられない収益性を保つという単純だが巧妙なビジネスモデル・・・それは過去記事にいっぱい書いて参りました・・・が、どうやら瞬く間に、レバ規制と市場ボラ低下で馬脚をあらわしている、という話をあちこちから聞いています。
フェニックス証券のFX商品「フォレックス・ライン」はドル円のスプレッドが1銭~2銭程度で、業界最低水準ではありません。スワップ金利も決して良いとは言えません。それでもお客さまがここのところ急速に増えてきたのは、低スプレッドだけでは騙されない賢い投資家がどんどん増えてきておられるのも大きな要因だと思います。
賛否両論だったレバ規制も、まだ功罪を診断するには時間が掛りますが、見せかけだけのスプレッドで強引に新規顧客を引き摺りこんできた業者への効果は大きかったと言えるかも知れません。
しかし、それでもまだ、フェニックス証券のように、10000通貨単位で、お客さまの注文を一件一件インターバンクに繋ぐという、愚直で、薄利な、正直者FXは極々少数派なのだそうです・・・これは調査しつくしたわけではありません。
まだまだ業界の大半は、「ブローカーの利益≒お客さまの損失」という方程式なのだという説もあります。
今夜の米国雇用統計のように、相場が瞬間に大きく振れるような局面では、上記のような悪質な方程式が画面の向こうに隠れていないかどうか、良く判ることがあります。
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