松井秀喜選手のワールドシリーズMVPと並んで、日本人を元気にさせるかも知れない記事が英エコノミスト誌にあります。
「見えづらいが不可欠-かけがえのない部品を世界中に供給しつづけてきた日本の中堅中小メーカー」
http://www.economist.com/displayStory.cfm?story_id=14793432
日本の強みは「もの作り」だなどと永年言われてきましたが、ブランド力で世界に勝負してきた東証一部上場の巨大企業の多くが、その組み立て加工技術の陳腐化に悩み続ける中、一般人には殆ど知られていない部品の性能の高さ、そして多くの場合驚くべきシェアを誇りつつも社名すら知られていないケースが多々見られる中堅中小の「サプライヤー」にこそ、日本の強さがあったという記事。しばしば日本を取り上げてきた同誌ですが、日本関連の記事のなかでこれまでで最も優れているという論評もあります。緻密なフィールドワークに快哉。
さて、モラトリアムやら商工ファンドの相次ぐ倒産で、中小企業金融はこれからどうなるのでしょうか?
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