直接の知り合いではないのですが、ある一世を風靡した不動産ベンチャーで、株式公開まで果たした社長さんから暑中見舞いをいただいております。
不動産市況や株式市況に翻弄された2000年代、絶好調のときも、絶不調のときも、その時々の「生々しい感想」を時候の挨拶に代えてしたためてこられ、虚礼とは違う味わいを楽しませてもらってきました。
その社長からの、今年の暑中見舞いで、「これからの時代に必要なこと」と列挙されていることが、
①知恵のある消費、投資活動
②本質的でシンプルな振る舞いとデザイン
③自分が何を体験するかが価値
④価格より必要な価値
⑤長く続く洗練されたサービス
その社長さんと私とは、出自も、履歴も、財産も、財産の増減の激しさも、まるでちがうし、なによりも戦っている業界が違いますが、違う言葉で書かれていても、今こうやって価値観が収斂してきたことに、失われた時代を感ずるし、また時代が失われただけでは決してないとの確信も抱きます。外国為替証拠金(FX)業界でも必要とされることは同じなのではないかと。
個人の生き方についても。ついでに芸術産業についても。
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