ウォールストリートジャーナルの「欧州中央銀行の金融政策が米国FRBからどんどん乖離している」という記事に添付されたグラフィックです。
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703805704575594083219715888.html?mod=WSJASIA_hps_LEFTTopWhatNews#project%3DCENTRALBANKS0910%26articleTabs%3Dinteractive
2004年からの約6年間、世界の主要国それぞれの金融政策が、緩和方向だったか(緑)、引き締め方向だったか(赤)、時間の流れとともに一目瞭然です。
ちなみに、各国の円の大きさはGDPを表しているとのこと。この円の大きさが当該期間一定なのが玉に疵ですが、為替の影響やらなにやら考えると、いっそのことこのままで良いと思います。
これを一望されて、読者のみなさんはどのような感想をお持ちになるでしょうか?グローバル経済とは言うけれど、米国の経済状況や金融政策がそれ以外の世界の国々の経済の自律を圧倒していると言えるでしょうか?逆に、デカップリング論をはじめとした市場分断が観察できるでしょうか?
米国の信号機が緑になったら、近場の信号から次々とゴーサインに変わって行く。。。そのような整然とした大阪の御堂筋の信号機のようなことには、どうやら世界経済はなっていないように覚えます。
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