寒中お見舞い申し上げます。平成最後の今年もどうかよろしくお願いいたします。
平成最後は皆様すでに聞き飽きたかもしれませんね。このブログは平成年間の最後三分の一をカバーしつつ、毎年、更新頻度が低くなっていると自戒しております。
そのせいで、米国金融については、歴代FRB総裁のグリーンスパン、バーナンキ、イエレン各氏のことは書き綴ってきたものの、現総裁のパウエル氏についてはひとことも説明できていませんでした。
相場について言えば、ここ二、三年は、大きな変動があろうとなかろうと、相場のことは相場に聞くしか無いという相場格言が圧倒的に正しくて、ファンダメンタルズ分析をしても詮方ない。テクニカル分析がすべてという思い込みや諦念がありました。
これは極端すぎる考え方だったと反省しています。昨年、途中までは主要通貨のボラティリティが低下するなか(とくにドル円、ポンドやユーロは爆弾を抱えたままです)、トルコリラ危機を始めとするエマージング通貨や、ビットコインなど仮想通貨は絶望的な相場下落を経験しました。仮想通貨やブロックチェーン技術の本質やそれらの虚実については、素人目線で(決して上から目線で素人目線という言い方をしているのではなく、わたくし自身がプロックチェーンを作れない素人なのです)、相場操縦に安易に帰すことなく真相を追求できたような気もしますが、同様の洞察はトルコリラや人民元やイギリスポンドなどにも働かせるべきものでした。
そこで、、、というのは強引ですが、、、昨年こっそりデビューされてもらったわがアヴァトレード・ジャパンのグループのDupliTradeという日本初の少数精鋭型シストレの「エヴァンジェリスト」というか「テレヴァンジェリスト」を自ら務めたほうが良いかなということで、、、ひそかにユーチューバーデビューを図らんとする所存です。
新年の計としては、DupliTradeのなかでもとくに成績の安定したもののご紹介が最終目的とはなりますが、ぶっちゃけ、目的を達成するだけでは物足りないところもあるので、目標として週に一度はそれらの手口だけでなくファンダメンタルズ分析もできればと思っています。
こちらはその新年一回目の初収録分です。昨年来のトルコ(リラ)問題については、米国との深刻な対立から一転してシリア内戦からの米兵撤退までという国際政治のダイナミズムもまた、米中貿易戦争と並行して、日本人として相場人としてしっかり腑に落ちるところまで理解しておきたいという気持ちで駄弁を弄しております。
毎年、年のはじめだけでも少なくともテレビ朝日の「朝まで生テレビ」を観ています。これら国際情勢だけでなく、少子化問題、沖縄問題(ひいては国防問題、対中国、ロシア、北朝鮮などなど)と、くどいですけど日本に平和に住んでいつづけられるかという観点だけでなく、貯蓄率やマクロ経済を通じてそれこそ為替相場や金利にも影響を与えるアジェンダを勢揃いさせてくれているからです。
しかしいちばん気になるのは、平成の30年間を振り返っても、これらのアジェンダのリストはほとんど変わっておらず、というかまったく未解決のまま変わっていないというところです。
もはやそれらを政治家の責任や高級公務員の責任になすりつけでも仕方がないレベルなのでしょう。で、どうしたら良いの?というのは実はないのです。その答えは、国防問題、とくに核や情報(諜報)能力、さらに派生してGAFAのような創業能力のあるなしにかかわる国防問題に帰すことになるのかも知れません。
実は、かつて、わたくしのブログの読者が急増したタイミングや記事がいくつかあるのですけれども、そのうちのひとつが、インフルエンサーとしての金子勝先生(本業は経済学だと理解しています)のブログ(?)への引用でした。
わたくしはかつては金子勝先生の古ぼけたリベラリズムに違和感を感じた時期がありましたが、今年元旦の朝まで生テレビで感じた氏の近年のインプット、国際感覚には、もはや過去のリベラリストのままではこの国を改造できないという信念を感じ取ることができました。もういちど録画を見返したい気持ちです。
キーワードはDARPA(米国防総省高等研究計画局)でした。
もうちょっと勉強を進めてまいりまして、充実したブロガー&ユーチューバを目指して参ります。
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