●米SEC、空売り規制を緊急導入(7/15WSJ、FT)
ファニーメイ、フレディマック、リーマン・ブラザーズなどの株式を濫用的に空売りしないよう緊急措置をとりたいとクリストファー・コックス会長が議会で発言。この新しい規制は巨大金融機関以外の株式市場全体にも広げていく計画もあると。
日本株の「空売り規制」と比較しておかなければなりません。米SECが今回義務付けるのは、売りから入るにはちゃんと借株をしなさい、裸の空売り so-called "naked" short selling は駄目、と。現在日本では貸借銘柄を証券金融会社経由で借りて売るという制度信用または一部貸借銘柄以外の銘柄も含めた貸借市場(含む相対)経由(一般信用)が使われています。加えて、2002年以降は直近値段を下回る価格での信用売りも禁止(アップティックルール、実際はもうちょっと複雑)となり、空売り規制先進国の米国のルールを真似して更に厳しくしたものになっています。
米国の規制が緩過ぎたのか、日本の規制が厳し過ぎるのか。FX市場に流出した個人マネーを回帰させるためにはアップティックルールを緩和するしかないのではないかというのが筆者の意見。アップティックルールで株価の売り崩しから発行会社を守ろうという意見に対しては、売り崩しが不当なら自社株買いで応戦すれば事足りる(自社株買いについては一層の規制緩和が必要)。
●米ドル、対ユーロなどで史上最安値更新(7/15WSJ、FT)
月曜日の筆者の相場予想「ユーロドルは1.55~1.60の硬いレンジ」が早くも3日目にハズレ、昨夜は反省で居残り。しかし、WSJ紙面トップは
●ユーロゾーン、景気後退はハードランディングに向かっている(7/15WSJ)
世界的な景気後退と考えられてきたヨーロッパだが、、、と。
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