2009年7月10日金曜日

猿も木から落ちる。禿鷹(ハゲタカ)も、、、?

先週来、(クロス)円の売り推奨、買い(戻し)推奨が当たっていますが、偶々です。フェニックス証券ホームページが新しくなり、初めて社長ブログをお読み頂いているお客さまも沢山いらっしゃり、有難いですが、1年以上続けて参ったこのブログでは短期的な相場の読みをすることは比較的稀なのです。

週末の今日は、ブログの原点に帰り、海外メディアのニュースと私の“寸評”で参ります。

★シティグループ、経営陣を刷新(FT紙、WSJ紙)
パンディットCEOの側近、ケリーCFOを更迭。在任期間がたった4ヶ月弱。シティとの対立色を増すFDIC(米連邦預金保険機構)会長のベア女史は「(パンディット氏やケリー氏のような“投資銀行家”ではなく)商業銀行業務の専門家を経営陣に加えるべきだ」と繰り返してきた。

FT紙は「ケリーCFO更迭は(株主によるガバナンスという意味で)FDICの勝利」と評価していますが、それにしても、四半期決算の発表直前の最高財務責任者の辞任は市場を驚かせたのも事実です。

★AIG急落、シティグループのアナリストレポートで「株主価値ゼロの可能性70%」
「あんたにだけは言われたくない」との声が聞こえて来そうなAIGは、再び役員賞与を今月支払う準備に入っているとワシントンポストが速報を流したところ。

★米ドルの“支配的役割”に対して、中国が最大級の批判(FT紙)
新疆ウィグルの動乱で国家主席がドタキャンしたG8。それでも代役(?)の国家顧問がオバマ米大統領の面前でしっかり役割を演じたと。

★米サーベラス、17年ぶりの赤字(WSJ紙)
周知のごとく、クライスラー、GM(AC)、、、(そしてあおぞら銀行?)で大損。

猿も木から落ちるというが、禿鷹(ハゲタカ)も腹を下すということか。
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