小選挙区で公共工事を沢山誘導してくれる政治家を応援するのが地域エゴイズムならば、子供がいる家庭が少子化対策を大盤振る舞いしてくれる政党に票を投ずるのは世帯エゴイズムかも知れません。
七転び八起きの持論爆論は、少子化は対策を立てるべき問題ではなくて、日本は少子化という症状と仲良くやっていくしかない、というもの。しかし、かと言って、大盤振る舞いの少子化対策マニフェストがまるっきりナンセンスだとは思っていないのです。
その理由は、日本の年金制度が必要以上に少子化傾向をサポートしてしまっている点にあります。
年金制度が歪んでいるくらいなら廃止したほうが良い、という政策は政治的には実現不能でしょう。その代わりに少子化対策をふんだんに行うという手はあるのです。
詳しくは、拙書「“為替力”で資産を守れ」をご覧ください。
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