きのうのテレビ朝日より
「僕(=仙谷官房長官)はよく例に出すのは、日露戦争のあとのポーツマス条約の小村寿太郎が『日比谷焼き討ち事件』を以って迎えられた一方、松岡洋右が国際連盟を脱退して帰ってくると歓呼の声で迎えられたこと」
ここだけ抜き出すと、中国船長の釈放を(事実上)意思決定した民主党≒仙谷官房長官を小村寿太郎に譬えているように誤解されやすいですが、実はこれは「同僚」である小沢元代表の人物評を聞かれての答えでありまして、憎まれ役を買って出ているがそれが正しいことを歴史が証明してくれれば良いというタイプの政治家だとエールを送っていた部分なのでした。
さて、再び新しい大国の狭間で翻弄され始めた日本は、この小村・松岡両名の外交史から学ぶところが多そうです。「小村寿太郎 松岡洋右」で検索したところ、このようなページが見つかりました。勝手にリンクをさせていただきます。
日本外交の栄光と挫折~国際社会と闘った男たち(2)~松岡洋右「日独伊三国同盟締結の誤算」
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