早速ですがクイズです。この会社は何処でしょう?
95年4月Aaaを取得(ムーディーズ。以下、同様)
05年3月Aa1(ただし格下げ方向で見直し・・・それでも最高格付けより1段階下なだけ)
同年5月Aa2(最高格付けより2段階下なだけ)
そして
今年5月9日、上記格付けを格下げ方向で見直し⇒同月22日Aa3に格下げ
昨日9月15日Aa3を格下げ方向で見直し
ヒントにならないヒントとして、Aa3(最高格付けより3段階下なだけ)水準の日本「企業」には、イトーヨーカ堂、東邦ガス、そして日本国そのものなどがあります。
答えは、ブログの表題にあります。
ついでにリーマンの格付けですが、9月10日にA2(方向なく見直し)状態のまま、昨日の結果となっています(現在はB3と一瞬で10段階引き下げ)。
ムーディーズの社名にはインベスターズ・サービスとなっていますが、投資家のために何のサービスをしているのでしょうか?
“失われた10年”の後半に、日本国債の格付けをボツワナ以下に引き摺り下ろして一挙に知名度をあげたムーディーズ。ポールソン長官が「リーマンには時間があった筈」と破綻理由を語る脇で、保有資産の劣化や最大可能損失、健全な限度を超えたレバレッジを査定するには「時間がなかった」という言訳が通用するでしょうか。エンロンの倒産直前の格付けがA2だったことを想起させる事象が相次ぐ可能性があります。
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