9歳の娘に外国為替証拠金取引(FX)のデモ口座でもやってみろ、というマネー教育ではございませんので誤解無きようお願い申し上げます(^^;)
リーマン・ショックに揺れた先週一週間。そうでなくても毎晩帰宅時間は遅い中、金曜日の夜やっと家族が起きているうちに家に到着したかと思いきや、母娘が口論中。「どうしてこんな点数しか取れないの!?」(中略)「ニンテンドーDS買って。クラスで持ってないのは私だけだから・・・」「テストで満点取ってから言いなさい!!」
そこで父親の登場。「勉強は嫌々やっても身に付かないから、やりたくなければやらなくても良い。ただし、DSが欲しいのなら自分のお金で買いなさい」と告げ、12月28日のチャリティ・オペラ・コンサートのチケットを額面3000円につき、2000円で渡してやり、「クラスの友達やその家族に売って来い。3000円で売れたら、そのウチの1000円がお前の儲け。これを貯めてDSを買え」。娘は意気揚々として、種銭であるお年玉で取り急ぎチケット3枚を6000円で仕入れ、「早く月曜日にならないかなぁ」と学校が始まるのを楽しみにしているようでした(お年玉で即DSを買いに行かせないところが話の味噌ですvV)。。。
小職にとって、フェニックス証券の言わずもがなの本業である外国為替証拠金取引(FX)で薄い鞘を重ねていくことは勿論大変な仕事です。が、お蔭様でブームとか評判など追い風に乗り、細々とながら順調に経営させていただいております。片や、オペラのチケットを売り歩き、中規模のホールを満員にするというのは、誤解を恐れずに言えば、FX事業よりも汗と涙が必要。ホール代、チラシ等印刷代、ゲスト出演者の車馬賃などの必要経費を打ち消す売り上げでチャリティを可能にするための黒字を達成することが如何に難しいことか、娘に体感して貰えればとの思いです。お金を稼ぐことの大変さ、経済的に独立して生活することの大変さを理解させるのに早過ぎる年齢はない・・・それがマネー教育。
DSを買ってお釣りが出て、「FXをやりたい」と言われても、最初はデモから始めろと言うつもり。これもマネー教育(^^;)
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