2010年8月2日月曜日

iPhone版《クイック注文》間もなく登場


レバレッジ規制「第一弾」が始まる本日、FX業界が震え上がるなか、フェニックス証券は前向きに新しい取り組みを始めます。

現在既に主要キャリアの携帯でお使い頂けている大好評の《クイック注文》。これのiPhone版が来週リリースされます。これを記念して、フェニックス証券の(お取引金額に比例した)キャンペーン「かわせ手当」をダブルキャンペーンに拡大させます。

詳しくはコチラから。
http://phxs.jp/campaign.php

ところで、フェニックス証券のFX取引ツール《クイック注文》は、名前の通り、発注スピードが速いだけではありません。ヘビーユーザーの方々が真に欲している機能以外を大胆にそぎ落とすことで、操作性を徹底的に追及したフェニックス証券独自のプラットフォームです。是非、iPhone版リリースを機会にお試しください。
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2010年7月29日木曜日

バブル長者の人生観も・・・

直接の知り合いではないのですが、ある一世を風靡した不動産ベンチャーで、株式公開まで果たした社長さんから暑中見舞いをいただいております。

不動産市況や株式市況に翻弄された2000年代、絶好調のときも、絶不調のときも、その時々の「生々しい感想」を時候の挨拶に代えてしたためてこられ、虚礼とは違う味わいを楽しませてもらってきました。

その社長からの、今年の暑中見舞いで、「これからの時代に必要なこと」と列挙されていることが、

①知恵のある消費、投資活動

②本質的でシンプルな振る舞いとデザイン

③自分が何を体験するかが価値

④価格より必要な価値

⑤長く続く洗練されたサービス

その社長さんと私とは、出自も、履歴も、財産も、財産の増減の激しさも、まるでちがうし、なによりも戦っている業界が違いますが、違う言葉で書かれていても、今こうやって価値観が収斂してきたことに、失われた時代を感ずるし、また時代が失われただけでは決してないとの確信も抱きます。外国為替証拠金(FX)業界でも必要とされることは同じなのではないかと。

個人の生き方についても。ついでに芸術産業についても。
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2010年7月26日月曜日

マスゴミと政治屋と衆愚の国、ニッポン

週末、とあるソシアルネットワークで、上記タイトルで日記を書きまして、ありがたいコメントを幾つか頂きましたので、コメントをいただいた方を匿名にして、わたくしの返事と一緒に転載することにしました。

まずは、日記本文。

そんなに毎週毎週世論調査するんだったら、選挙なんていらないんじゃないかい!?

元のニュースねたはコチラ。
「内閣不支持が支持を逆転」(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2010072300571



続いてコメント集・・・
(Aさん)世論調査って何処まで正確なんでしょうか?それにしても、国のトップがあんなにころころ代わっても・・・・という日本の政府のことが良く分らないです。

(Aさんへの私の返事)統計的には或る程度の信ぴょう性はあるのでしょう。選挙当日の出口調査もそのようです。たまに出口調査を過信し過ぎて、当選確実の取消とかありますが(汗)。

ローマ帝国の末期には、為政者たちは、大衆の憂さ晴らしのために、文字通りサドンデスの格闘技を用意しました。

いまの日本は、為政者たち自身が、マスゴミに踊らされ、大衆の憂さ晴らしのためのサドンデスの格闘技をやらされているというのが実態では・・・・

選挙結果など、翌日の新聞やネットで遅くないのですが、どうしてもテレビの開票速報を見てしまうのは、落選議員の事務所の御通夜のような風景に或る種のカタルシスまたは諸行無常を感じたい大衆の俗物根性に、ビジネスモデル崩壊寸前のマスゴミが取りいっているということだと感じています。



(Bさん)異論はいろいろあるかもしれませんが…降板はやめてほしいですー

(Bさんへの私の返事)ねじれ国会でやめていくリーダーたちに対してこれまで国民は同情していたでしょうか?無責任だという声を浴びせ続けただけだと記憶しています。これもマスゴミの誘導と、それを正論だと思い込んでしまう民度の低さのせいです。わたしも、Bさんの言うように、首相が1年任期(人気)というのはいい加減にしてほしいとは思うが・・・



(Cさん)マスゴミと政治屋と衆愚の国、ニッポン ・・・的を得たタイトルです。最近、日本の政治にはホント<うんざり>ですね。

(Cさんへの私の返事)清教徒革命以降、イギリスではカフェ、当時は珈琲ハウスと言われていたそうですが、ここが政治談議の場所として盛り上がり、一挙にカフェブームになったと、最近のNHKの番組でやっておりました。これからは、カフェ(だけ)ではなくて、立ち呑みのワインハウスが政治談議の場所としてオピニオンリーダー化していく予感がするのは、わたしだけでしょうか。。。



ちなみにCさんは、兜町でワインの輸入業を営む傍らその事務所を開放して、安くておいしいワインを立ち呑みさせてくれている店長さんなのです。
http://www.bookin.co.jp/



(Dさん)まあ、そうはいっても、政治をやろうとする人達には色んな意味で頭が下がりますよ。怨念にまみれて、昨日の友は今日の敵で、地獄の沙汰も金次第、私なんて一日たりとも生きてけ無いですわ。

(Dさんへの私の返事) そう、その通りなんです。ボランティア団体の事務局長と一緒で、真面目にやるのがバカバカしいので、ちゃんとした「なり手」が居ないのです。今回の選挙で、実は一番うんざりしたのは、菅首相の消費税のブレ発言というよりは、旧保守王国の過疎都道府県の選挙区で自民党系の二世議員が再び圧勝しているという事実です。
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2010年7月23日金曜日

絶頂期を迎えた「大輪の花」~アンナ・ネトレプコ


三歩先を読むオンリーワン情報誌「ザ・ファクタ」【月刊FACTA】 は音楽系雑誌ではありません。

が、毎月、珠玉の音楽評論を掲載しています(稀に、根拠に乏しい誹謗中傷もあり、読者を飽きさせません!)。

書店に並んだばかりの8月号の49頁の記事の一部を紹介しますと、

ロシアのソプラノ、アンナ・ネトレプコ(1971年生まれ)は目下オペラ歌手としてキャリアの絶頂にある。今年6月にはロンドン・コヴェントガーデンのロイヤル・オペラでプレヴォー原作、マスネ作曲のフランス語歌劇『マノン』の新演出(ロラン・ベリー)初演で主役マノンを務め、極めて安定した発声テクニックと巧みな演技の兼備で観客を圧倒した。

世界経済の停滞長期化を受け、大がかりなオペラの新演出には複数の歌劇場で費用を負担する共同制作が増えつつある。今回の『マノン』もコヴェントガーデンとニューヨークのメトロポリタン歌劇場、ミラノのスカラ座、仏トゥールーズ・キャピトル歌劇場の共同制作だが、参加者数が「4」まで膨らむのは極めて異例。2000年代半ば以降の「アンナ旋風」は衰えるどころか威力を増す一方だ。9月には東京文化会館のロイヤル・オペラ日本公演で、他の3都市より早く『マノン』を拝める。

(中略)

・・・・声楽を学んだものの、なかなか芽が出ず、マイリンスキー劇場で掃除のアルバイトをしていたところをゲルギエフに目撃され、オーディションを受けるよう勧められ合格・・・・

(中略)

・・・・「出産後、発声が楽になって安定、声楽的課題の克服以上に演技へ傾倒できるようになった」という。・・・・

記事全文が素晴らしいので、是非書店で、または定期購読で、月刊ファクタ をお読みください。政治と経済の真実を知るためにもなります。

しかし、このネトレプコの記事で、一番ギクっとしたのは、締めのこの一文。

・・・プリマドンナにありがちな強烈な嫉妬心、エゴもあまり感じさせない・・・・

オペラ制作の端くれとしては、まことに目に沁みるひとことであります。
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