NTTドコモの携帯(第二世代のムーバ)がiモードの流行で、わが国の携帯市場を席巻していたとき、日本の携帯キャリアの勝ち負けは決したと誰もが思い込んだのではなかったでしょうか?
当時ベストセラーにもなった『iモード事件』の著者松永真理さんがおっしゃるように、それまで「窓際プロジェクト」として邪険に扱われていた「“携帯”で“ウェブ”と“メール”」という仕掛けが大ヒットするや、会社側は日本国内での勝ちを確信、世界にもiモードを広げようという路線に突入します。
会社帰りの夜の電車、何処を見渡しても親指一本でメールを打ち続ける風景が、日本独特のものでなく、世界中に広がるのではないかと、ドコモは予測したのだと思います。
転機は、第三世代、平たく言えば携帯のブロードバンドを、ドコモはテレビ電話として技術を売り込もうとしたのに対し、当時まで負け組の烙印を押されていたAU by KDDIは着メロ着ウタで差別化を図ります。
海外キャリアのiモードのサービス停止、番号モータビリティ制度の導入などを経て、今日に至っています。
マイクロソフトはどうでしょう?今から20年近くも前に、Windows95目当てに秋葉原に深夜の行列が出来、アップルコンピュータが倒産しそうになり、OS(基本ソフト)の勝ち負けは決したと誰もが思ったのではなかったでしょうか?
そのマイクロソフトが「手を差し伸べた(?)」ヤフー、仮に成立してたら「負け組連合」だと嘯く専門家もいらっしゃいます。
マイクロソフトがIBMの下請けから、ハードウェア製造業者を牛耳る程の存在感を得たことを成功物語として語られたことも懐かしく感じられます。現にIBMは同部門を中国資本に売却、商標もレノボに変わっています。
通信キャリアやコンピュータの基本ソフト(OS)というインフラ中のインフラ、陣取り合戦に成功したら何十年も左団扇かと思い込ませるビジネスですら、勝ち組負け組の逆転はあるのです。
では検索エンジンとかネット広告はどうでしょう?
●ヤフーはマイクロソフトを断りグーグルと提携(6/13WSJ、FT他)。
グーグルは永遠に勝ち組なのでしょうか?筆者はそれを疑いつつも、ブログはグーグルを使わせて貰っています(苦笑) 。そしてちなみに携帯電話はドコモの第二世代(ムーバ)です(大笑)。
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