インディアナ州の“ハゲタカ”年金基金らが、労組など無担保債権者への配当は不当だと、クライスラー再建計画に待ったを掛けた。米控訴院は、それを“暫定的に”聴き入れ、伊フィアットへの事業売却を柱とする再建計画決定を停止した。
以上が、先週火曜日から昨日までの動きでした。
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只今、ワシントン・ポスト紙が伝えた速報によると、「処分禁止の仮処分」を暫定的なものから正式な上訴(full appeal)にするためには、「9人中4人以上の裁判官が、当該問題提起は上訴申立て受理を保証するに十分に深刻であると認めなければならない」ところ、インディアナ州年金基金等の担保付債権者たちはそのハードルを越えることが出来なかったと裁判所は伝えているようです。
WSJ紙は、フィアット側が「営業譲渡が直ちに行えないとなれば、クライスラーを継続企業(going concern)として保てるような代替案が再構築できるという保証はない」との準備書面(legal brief)を用意していたそうです。
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