2008年6月10日火曜日

新興国の新興市場

●英国ヴェダンタ社、インドへの投資を拡大ー4年間で200億㌦(6/9FT)
IT産業でカースト制度の壁をぶち破りつつあるインドは世界有数の資源国でもある。石炭(世界3位)、鉄鉱石(4位)、ボーキサイト(6位)、アルミニウム(10位)、、、ところが、十分な投資が行なわれて来なかったためにインド国土の9割以上が未開発。

ヴェダンタ社のアニル・アガワル会長は、ロンドンをベースに世界的な鉱山会社を築いたインド人。世界最大の鉄鋼会社アルセロール・ミタル社のラクシュミ・ミタル会長と酷似。

88億㌦が、インド国内での鉱山開発に投下されるほか、発電・送電事業のために100億㌦活用の予定。

昨年、同社は三井物産からゴアの鉄鉱山を購入している。

インド系イギリス人と言えば、皆カレー屋さんかタクシー運転手だと思っている方。そのうちカレーも食べられなくなり、タクシーにも乗れなくなります。

●サファリコム社、IPOで鮮烈デビュー(6/9FT)
ケニアの携帯キャリア、東アフリカで史上最大の株式公開。約4倍のオーバーサブということもあり、初日、株価は50%上昇。

同社はケニアの携帯市場の80%以上を独占。このIPOで時価総額45億㌦は、ナイロビ証券取引所の時価総額の1/3に相当。

ケニア政府は25%株式を放出し、引き続き35%を保有。残りのうち40%はボーダフォングループが保有。

今年行なわれた選挙後の混乱からの立ち直りを国際社会に訴えるため、ケニア政府が同社のIPOを利用したとの説も。

●インドネシアのアダロ社、同国で最大のIPO(6/9FT)
インドネシア2番手の石炭会社、13.2億㌦を調達。6.57倍のオーバーサブは需要予測の81.3%が海外の株式投資家から来ていると。

インドネシアの国内企業の株式公開は、2007年は前年比6倍。通信会社のメディア・ヌサンタラ・チトラのIPOが最大だったが、今回は更にその3倍以上に規模。

●ガスプロム、米国企業を買収へ(6/9FT)
北米でもLNG(液化天然ガス)を売りたいと。

●シンセティックCDOの企業リスク版も、信用収縮の犠牲者か(6/9WSJ)

●MBIAとアンバックが保証を付けているRMBSをS&Pが格下げ(6/9WSJ)
対象は何と100億㌦以上。

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