2009年1月2日金曜日

明けましておめでとうございます

今朝も外国為替部の職員に混じって元気に出勤。御屠蘇を飲んでいる場合ではありません。

日頃お世話になっている日経CNBCのスタッフの皆さんも恐れる(!?)テレビ酷評家の七転び八起きは、年末年始の地上波番組の大半は無視しつつ、お決まりのNHK「紅白歌合戦」、テレ朝「朝まで生テレビ元旦スペシャル」、最後にNHKスペシャル「激論2009 世界はどこへ そして日本は」を観“戦”。

紅白歌合戦で天邪鬼の私がじぃ~んと来たのは、前川清さんがクールファイブを背景に懐かしの名曲「東京砂漠」を歌ったところ。2008年ヒットしたかどうかに拘らず選曲することが目玉だった2008年の紅白。前川清さんに「東京砂漠」を歌ってもらうことは先月のダイア建設倒産よりも以前に決まっていたのでしょう。

かつて民放局名自体タブーであったNHK。近年は著しく態度が柔らかくなってきているのは読者の皆さまもお気づきの通り。それにしても、懐かしの名曲以外は殆どCM楽曲。崖の上のポニョにしてもあそこまで大仰に宮崎アニメに時間を割いて日本テレビにエールを送る必要があるのか?七転び八起きブログの10倍以上読まれているから嫉妬しているわけではないですが、羞恥心+PABOに混じって出てきたフジテレビの旗は一体何なのか?地上波民放各局が構造不況の傷を舐め合うべく、お互いがお互いの番組を取り上げる品の無い相互乗り入れの動きに、NHKが同調する必要は全く無い筈。

さて、ここからが本題。テレ朝とNHKの討論番組はいずれも派遣切り問題に時間が割かれていました。派遣切りが終身雇用と年功序列の既得権益にのさばる正規雇用(家族としての正社員)の犠牲であるとか、非正規雇用を法律で禁止したところで失業率が上がるだけ(敢えて私が補えば、旧法借家を定期借家に根こそぎ置き換えるのを旧社会党が拒んだ結果、家賃利回りが高止まっただけで社会厚生に何ら貢献していないのと同じこと)という規制緩和論者の主張は多勢に無勢で針の筵に立たされていました。製造業の非熟練労働(単純労働)の分野においては直ちに同一価値労働同一賃金を適用すべきだし、ワークシェアも可能で、企業経営者がそれを厭う理由はないでしょう。

問題は、非熟練労働分野において日本はアジア諸外国に比べ圧倒的に比較劣位にあるということ。熟練労働の分野においてはワークシェアは不可能であるということです。私は自民党政権の肩を持つ義理もへったくりも無い人間ですが、非正規雇用の範囲を拡大したこと、自動車が売れなくなったのは有効需要(≒公共工事)が足りないからだという自民党に対する失政批判は的を射ているでしょうか?自動車が売れないのは景気循環よりも石油価格急騰(今はピーク時の半分なのに売れないのですから!)よりも多機能化・高性能化の行き詰まり(これはエレクトロニクスにも当て嵌まる)と(特に若年層の)生活様式の変遷でしょう。

バブル世代以前に新卒採用され終身雇用と年功序列が未だに当たり前だと考えている既得権者の多くは、自動車は若い頃の夢でありステータスシンボルであり、より短視眼的には女性にモテるための道具だった。それが現在は携帯でのコミュニケーション能力に置き換えられた。違うでしょうか?

私は民主党枝野議員や日本共産党穀田議員の人道的な視点は嘘ではない、政治家にありがちな票田を目の前にした偽善ではないと信じて疑いません。しかしながら、両先生の派遣切りへの対応:「正社員ですら倒産寸前では解雇できる。内部留保をシコタマ溜め込んだ企業が一期赤字くらいで派遣切りは許されない」(枝野氏)、「非正規雇用の範囲を製造業分野に拡大させてしまった以前の法律に直ちに戻すべき」(穀田氏)は間違いです。むしろ改革が不十分で正規雇用分野における終身雇用と年功序列が解体されていないことが問題なのです。

今世紀初頭のITバブル崩壊時に我が国を襲ったデフレで、メガバンクがあと一つでも少なければ、銀行員正社員の数をもっと減らせられていれば、日本の銀行はサブプライム関連商品をはじめとする運用益に頼らずに済む経営体質を手に入れていたかも知れない。ポールソン財務長官がリーマンを破綻させたのはゴールドマンサックスのOBとしてかも知れないが、ビジネスモデルが臨界点に達していた投資銀行の間引きは避けられないという判断が根底にあったと思われます。本日報道されているバンカメによるメリルの買収完了。ここでも、買収側の筈のバンカメ職員にも解雇の波は容赦なく打ち寄せているのです。

若年層の生活様式については、アルコールを飲まなくなった。特に麹臭漂う日本酒が敬遠された。よって全国の酒蔵がどんどん消滅し、杜氏さんの数が過去5年で半分以下になった、という話を当ブログでしました。中小零細企業の廃業や倒産は、派遣切りと全く同じ扱いであり、大企業にのみ許された終身雇用・年功序列と対をなすものです。しかし腕利きの杜氏さん達は、現実を受け入れ、異業種異分野に活路を求め再就職を志していらっしゃいます。決して彼等からは、日本酒が売れないのは有効需要が足りないからだとか、飲酒運転の規制強化はやり過ぎだとか筋違いの言い訳は聞こえて来ないのです。

規制緩和論者の鬼の首を取ったかの如き「会社は株主の物ではない」という議論。日本株の下落幅が金融危機発祥の地米国よりも酷いのは外需頼みだったからという議論。このような感情論が横行する風土そのものが日本株の低迷(純資産倍率1倍を割り込んだ上場企業の多さ)の原因なのです。「赤字に陥ったからといって、内部留保が枯渇するまでは首切りや配置転換や業態転換をしなくても良いんだよ。法律が守っているから」と民主党や日本共産党に応援していただければ雇われ社長の仕事は随分楽になります。でも、そうしたら起業家や株主は日本から益々ソッポ向くでしょう。失業者の再雇用に最も必要な資源は、公共事業でもなければ社会保障でもない。新たな産業を生み出し育てうる優秀で果敢な起業家や経営者なのです。

最後に、誤解のないように所得再分配と雇用のセーフティネットについて申し添えます。派遣切りに遭遇している人達の殆どが、生まれ育った境遇が原因(親が貧しく教育機会に恵まれなかった)だとすれば、つまり格差の“拡大”だけでなく、格差の“固定化”(貧困の再生産)も、現在の日本では進行してしまっているという客観的データがあるのであれば、所得再分配(累進課税強化と生活保護強化)と雇用のセーフティネットを応急的に強化し、格差逆転可能な社会インフラを築くべきです。確かに、東大生の親の収入が、慶大生のそれと同様、全国大学でトップクラスという現状は打開しなければなりません。ちなみに私は中学生時分から進学塾や予備校は、教育の機会均等を保障した憲法に違反すると彼方此方で主張し、同級生達からそこまで言うなよと咎められたものでした。

しかし一方、世の中悪いことばかりではない。「コネ採用」という言葉、今では死語だと信じたい。カネ+コネ+学歴がないと大企業には入れないという時代が終わったのは、失われた10年の米国からの外圧やらグローバル競争のお陰ではないでしょうか。東大卒だから企業パーソンとして優秀な筈だと思い込んで採用する大企業の経営者や、重役や大株主や大口顧客の子息だから面接で特別待遇しなければと考えている人事担当が未だ現存したとしたら、そんな会社はこれから数年の不況のなかで間違いなく滅びるでしょう。

公教育の充実(含む貧困層への教育バウチャー制度)だけで格差逆転可能な社会が実現するとは言いません。が、“良い学校を出て一流企業や一流官庁に入れば死ぬまで安心”という戦後長く続いた日本社会が瓦解したことは決して悪いことではない。むしろこのガラガラポンはもっと進めるべきであり、人生の節目節目に逆転可能なチャンスがある制度設計こそ、グローバル化の正の遺産。この側面を忘れて、規制緩和論者を罵倒する堰を切った声・声・声に騙されてはいけない。

やはり長くなってしまった年頭所感。どうか今年もよろしくお願い致します。
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2008年12月31日水曜日

良いお年をお迎えください!

「米ドルの次の機軸通貨はユーロではなかろうか・・・」と私との対談で語ってくれた森永卓郎さん。そのご高説に100%与しているわけではないですが、クリスマス以降の年末相場でもユーロドルの動きは活発。FXには正月1日しか休みがないというのを実感できる市況です。

昨日、「2008年、読者の皆さまにとって最も心に残ったことは?」という一節で、リーマン破綻が、福田首相退陣「あなたとは違うんです」や四川大地震を抑えて堂々一位だったという話をしました。そこから話が反れて国防論議に移りました。FXと関係がなさそうで実に大有りな「我が国が非武装国家として成り立ち得るかどうか?」という議論は、来年いつか皆様と一緒にしたいものです。そのときは、是非コメント欄を開放して・・・ブログが炎上するでしょうか?

もし話が反れなかったら、本当は取り上げたかったのは北島康介選手の「何も言えねぇ」でした。何故かと言うと、北島選手の真骨頂である「有言実行」と対をなしていることと、オリンピック年に自分のピークを持ってくること。いずれも普通に出来ることではない、その果てに「何も言えねぇ」だからです。

「有言実行」~「何も言えねぇ」に対して、今年私はと言えば、年賀状で「2008年、フェニックス証券はベトナム株の取扱を開始する予定です」と宣言し、見事に「有言不実行」になりました。また全国各新聞に載りましたのでご存知の方も多いでしょうが、火中の栗を拾うべく親会社再建のために立ち上がりましたが、意半ばにして現経営陣によるクー●ター勃発で内定取消。自己責任を越えているとは言え、第三者がご覧になればこれまた「有言不実行」です。

一年間付き合ってくれた私の手帳は、赤、青、黒のボールペンで一年分読み返すのも大変なほどギッシリ詰まった数字や文字。このブログを始めるまでの4ヶ月間だけでも、上記2つの「有言不実行」を私は犯しています。例えばベトナム株であれば取次ぎ方法をどうしようか?決済をどうしようか?その決済方法は法令上認められるのか?等等、コツコツ詰めてきていよいよというときに新興国バブルが崩壊。実務の詰めが間に合わなくて良かったのか悪かったのか、それはまた別のことです。

「有言不実行」を恥ずべきものと自戒し過ぎて何も言わない、何もやらないというので済まされれば、それが最も人畜無害な生き方かも知れないし、今年以降暫く続きそうな縮小均衡の時代においては上手な生き方なのかも知れません。

「有言実行」の難しさと、それを乗り越える勇気の尊さを教えてくれた北島選手。彼もまた子供の頃から、全国の心無いライバル達から東京スイミングセンターの彼のロッカーに酷い苛めの落書き等被害に遭っていたこと、同じような悲しい足の引っ張りは国際大会でも大の大人である世界のライバルからもされていること、二種目連覇で略全レーンから北島選手を祝福に来たシーンの陰では、報道されない暗い影もある。それもまた北島選手が乗り越えてきた大きな挑戦であり、それゆえの精神力でもあるというお話を最後に、今年一年の感謝の気持ちを読者の皆さまにお届けしたいと思います。

どうぞ来年もよろしくお願い致します。よいお正月をお迎えください。
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2008年12月30日火曜日

自衛隊とソープランド

七転び八起きブログ読者の皆さま、5月以来長々とした駄文にお付き合いくださいまして本当にありがとうございました。既に帰省されている方々や、旅行中の方々もいらっしゃるかも知れませんが、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

さて、2008年、読者の皆さまにとって最も心に残ったことは何でしょうか?100年に一度の金融危機と言われた今年は余りにも変化が大きく、1つだけを取り出すのは難しいかも知れません。フェニックス証券が広告を出稿している日本語ロイターの投票では、やはりリーマン危機が断トツ1位でした。天邪鬼の私が陰ながら応援していた福田前首相の「貴方とは違うんです」は残念ながら、というか案の定、順位は低かった。忘れてはならない私が繰り返し申し上げてきた四川大地震も、他国のことだからなのか、発生したのが5月だからなのか、やはり順位は低かった。

ご本人の固辞により流行語大賞を逃した福田発言ですが、その前半の「自分を客観的に見ることが出来る」という部分のほうがより重要ではないでしょうか?「政権を投げ出した」「他人事みたいだ」という馬鹿な記者の質問に対する回答。何となく受け答えになっていないところが奥ゆかしいという点に加え、激しながらもここまで言い切れる人はいるでしょうか。自分達一人ひとりの置かれた立場で自分自身を客観的に見ることが出来ると言い切れれば、日本の社会や政治は随分まともになると思われます。

そもそも、我が国において最大の「他人事」は恐らく自衛隊では。賛否両論は当然ながら、田母神「論文」が「自衛隊は他人事で良いのか?」という問題提起をなし得た意義はとても大きい。ビートたけしさんの「TVタックル」は、昨夜登場した田母神前航空幕僚長を挟んで、マネージャパンMoney Japan+ビジネスアスキーBusiness Asciiの対談でお世話になった森永卓郎さんと日本共産党の穀田議員、片や自公議員の論戦は、地上波の限界を意識した絶妙な編集。逆に言えば地上波の限界への挑戦でした。

田母神「論文」と反対の立場に属する森永氏と穀田氏も、番組の中では当然触れられない「『日米軍事同盟』なかりせば一体どうするの?」という問いかけには全く異なる意見の筈。森永氏は「北朝鮮だろうかどこだろうが日本を攻めてきて日本人が全滅するというのならそれはそれで構わないではないか。憲法9条を守り通したが故に絶滅した平和主義の民族が昔居たのだ、と語り継げられれば良い」的な趣旨の発言をされたことがあります。これも一理あり、森永氏の発言の背景には、日本のような無資源国には攻めてくる軍事国家は居ないという前提があるのでしょう。穀田氏は、現在の日本共産党の公式見解は別として、同党が一貫して主張する『日米軍事同盟』破棄後はやはり独立した軍隊を持つべきだ(独立国家の定義だ)という考え方を持っていないとは想像できません(私個人の推測です。間違っていたらすみません)。

平和主義を押し付けてきた米国から傭兵を雇うという人類史上稀に見る偶然のうえに成り立った戦後日本の高度成長の枠組みが成り立たなくなったのは、冷戦終結後の我が国の有様を見れば明らかです。街を歩くときに、自分の身を守るために、銃を携帯していたほうが安全か、かえって危険か?これは百家争鳴でしょうが、小さい島国を取り巻く国際情勢に翻弄されざるを得ない議論であることは指摘せざるを得ません。

司会者ビートたけしさんの〆の言葉「自衛隊はソープランドだ」というのは見事なまとめでした。(以下は私個人の補足ですが)売春防止法に実質的に違背しているのに形式的に認めている検警察の背景には、性風俗を認めないと性犯罪が著しく増加するという苦々しい経験値があるからなのです。醜いものとして表社会から蓋をされられているタブーこそが、表社会の治安や平和を維持してくれているという点で自衛隊も同じだという趣旨でしょうか。

タブー視された自衛隊の士気を正常状態に保つために、田母神氏による教育、「論文」は避けて通れなかったという事情は、反対意見の人たちも理解をせねばならないでしょう。その上で、今更無視は出来ない中国等の反日感情(日本社会党の自爆テロだったと当ブログで申し上げた村山談話とリンク)と、当ブログでもしばしば取り上げた「歴史は戦勝国によってでっち上げられたもの」でその結果としての自虐史観との喧々諤々のために、昨夜のような番組は24時間でもやって欲しい。そのためにテレビ朝日はくだらないバラエティー番組は全部無くせば良いと思うのですが。
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2008年12月29日月曜日

感謝と反省とお詫び

「チャリティ・オペラ・コンサート2008~世界の名曲をフェニックス証券からあなたへ~」は、昨日12/28(日)、多くの皆さまの応援に支えられ無事終了致しました。主催者を代表し、心から御礼申し上げます。

特に、昨日ご出演くださった演奏家の皆さんは、お聴きの通り、日本を代表する超一流のプロでいらっしゃいます。が、わたくしどもフェニックス証券のチャリティの趣旨に賛同してくださり、「出演料なし」(交通費のみ)という各プロにとって未曾有(みぞう)の条件で負担の大きい仕事をお引き受けくださいました。このことは、従前にもフェニックス証券のプレスリリースでご紹介しましたが、ここで改めて深く感謝申し上げたいと思います。ご来場のお客さまにおかれましては、水船桂太郎さん、豊島雄一さん、田村佳子さん、印田千裕さん、そして矢持真希子さんの、来年以降の芸術活動を様々な形で応援していただきますよう心よりお願い申し上げます。

さて、重要なお詫びと訂正がございます。昨日のプログラムの配布分の一部に、「後援:株式会社東京ドーム」と記載されておりますが、これは事実と異なります。事実はと申しますと、東京ドームの林社長様より「チャリティの趣旨に賛同する。是非聴きに行きたいのだが、あいにく先約があり無理。寄付だけでもさせて欲しい」という御申し越しがありました。会社の代表者としてのご意思であり、身に余る光栄と感じ入り、何とかご恩に報いることは出来ないかと、無い知恵を搾り出し、ささやかながら社名を掲載させていただいたのですが、あくまでも個人としてのご寄付であり、会社としての意思決定に基づいた行為ではない、というのが本当の事実です。

東京ドームの林社長様の個人のご意思に反し、社名を後援者としてプログラムに載せてしまったのは、完全に私個人の勇み足であり、深く深く反省するとともに、林社長をはじめお客さま各位ならびに、このコンサートを陰で支えてくださった多くの関係者の皆さまに心からお詫びを申し上げます。

「重要なお詫び」だけでなく、何せ初めての経験でありますので、開演前、開演中、開演後と、想定外のことが度々発生し、ドタバタの運営となりました。それでも、何とか終演まで導いてくれたのは、繰り返しになりますが、年末の貴重な時間を割いてお越しくださった沢山のお客さま、出演者の皆さま、縁の下の力持ちとしてバリバリ働いてくださったアルバイトの皆さんやフェニックス証券の社員の諸君、そして最後になりましたが社団法人才能教育研究会(スズキメソード)品川支部様からは「音楽を通じて人間教育と世界の平和」を“有言実行”された故・鈴木鎮一先生のご意思のもと陰に陽に多大なるご支援を頂戴しました。実は昨日のカンツォーネ「勿忘草」のヴァイオリン・アレンジ“年末特別バージョン”こそスズキメソードのお力によるものなのです。

そしてまた、東京の冬に相応しい美しい青空にも恵まれました。様々な反省とともに、すべてに感謝、ただひたすら感謝です。
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