お昼の号外、と言っても北島康介、100米に続き200米でも金の話ではありません。
昨日倒産を発表したアーバンコーポレイション、資金繰りに窮した同社の転換社債を引き受けたBNPパリバの不可解さを追求してきたブログ。
転換価格の下方修正条項もついていないCB、レイコフの時と同様、ドタキャンするに違いないという下馬評を覆し、全額“払込み”を演じた裏には、MSCBより酷いカラクリがありました。
既存株主や大口債権者と利益相反している(実態を倒産直後まで隠し通してしまった)こと。MSCBではない真っ当なCBが払い込まれた事実がポジティブニュースとして伝えられ、新規の買いが煽られた点で適時開示義務違反かつまたは相場操縦の臭いもあります。 以上は金融商品取引法の解釈の問題ですが、全額とは程遠い額しか払い込まれなかった、またその事態を故意に招いたとすれば増資の見せ金の如く会社法にも問題は及ぶことになりましょう。
世直し的風潮で罪が誇張されたライブドアの粉飾よりも性質が悪いと、個人的には考えます。
「人生いろいろ、スワップも色々」とは前回セミナーの話ですが、アーバン⇔パリバのスワップを考え付く程、筆者は頭が良くはないけど、人は悪くないというのが苦し紛れの自慢。
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