●英国、欧州、およびスイスの各中央銀行、ドル資金供給を無制限に(10/13WSJ)
日銀も追って同様の措置を取る見通しと同紙。G7の隠し玉はこれだったのか?欧州時間に入り、足元再び円高は一服感が出ています。
●「リーマン型」破綻はこれ以上出さない-G7で約束(10/12FT)
ところで、金融庁は先週末、各FX会社に対して、「もしお宅のカバー先(カウンターパーティー)が破綻して更生債権を100%償却という最も保守的な処理を仮定したら、自己資本規制比率はどうなりますか」という緊急アンケートがありました。リーマンをカバー先にしていたFX会社もあった筈なので、もっと早くこのようなアンケートが来ると思っていたのですが。もしかしてリーマン以外の金融機関のことを心配(想定)してのアンケートだったのか。
金融商品取引法上、カウンターパーティが倒産すると、預かったお金が返せない恐れがあります。と書く必要はあります。ただし、これはあってはならないこと(あって欲しくないこと)。でも、最悪のケースに備えるのが経営の使命。
フェニックス証券の9月末の自己資本規制比率は
979.49%
まで上昇し、引き続きFX業界で最高水準です。余裕を持たせ過ぎという意見も聞かれます(ある意味、ROEは犠牲にしているから)が、この余裕のお陰で金融庁への回答は堂々と出来るというもの。そして敢えて繰り返さなければならないのが、格付は全く当てにならない(当てにしていない)ということです。
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