ラベル FX(外国為替証拠金)取引 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル FX(外国為替証拠金)取引 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年5月20日木曜日

霞が関に溢れる「ゆるキャラ」


昨日は、雨風強まる中、霞が関をあっちこっち行き来しておりました。いざとなれば戦車も通れる霞が関の全体像が今更おぼろげに理解出来ました。


ちなみに金融庁にお邪魔したのではありません。

さて、建て替え中なのか駐車場なのか良くわからない祝田橋交差点角の合同庁舎跡は法務省関連のイメージキャラクターの図で囲われています。


裁判員制度のキャラクター、その名も「サイバンインコ」、更に人権擁護、人権啓発運動のイメージキャラクター「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」。裁判員制度について全く知らないという人は激減してきていると思われますが、制度を広めるためのキャラクターの存在は知られていたでしょうか?その点、奈良の平城京の「せんと君」は偉大!?


法務省を皮肉っている場合ではありません。フェニックス証券の「ゆるキャラ」も、会社や1000通貨から取引可能なFX「フォレックスライン」の知名度とどっこいどっこいかも知れません。
ちなみに現在は、ドル円のスプレッドは0.9銭からとなっております。また10000通貨未満(1000通貨単位の御注文には別途手数料が1000通貨当たり20円必要です)。
CoRichブログランキング

2010年5月6日木曜日

ユーロ、ギリシャ国債は押し目買いのチャンスなのか!?

昨日は、連休中唯一休暇を頂きまして、東京大学の本郷キャンパス内を散歩しました。久しぶりの三四郎池には、オタマジャクシは居らず、鴨と亀と鯉が我が物顔で群れ遊んでいました。「亀釣り」を楽しむ親子連れと、東大病院の患者さんたちや見舞いの方々に囲まれた長閑で平和な昼下がりでした。安田講堂も然り。70年安保やら全共闘から40年(以上)たった現在も聳えるその名建築は、さながらにして「兵どもが夢のあと」と言わんばかりの、初夏の陽気に包まれておりました。

さて、そこから無理矢理、普天間の話にもっていこうとしているのではないのです。安保闘争や米騒動のような草の根の実力行使、平たく言えば暴力に訴えた革命志向というのは、わが国においては随分と過去のものになった。という思いを、債務問題で全く落ち着きを見せないギリシャのゼネストを見て考えてしまうのです。

「日本にとっても他人事ではない」「ギリシャ(+ポルトガル+スペイン)の次は日本の番だ」などと、危機意識を煽る政治家が少なくありません。

その主張が正しいとしても、そういうことをおっしゃる政治家に限って、日銀がもっともっと国債を含めた民間市中の資産を買って金融緩和をすべきなのに、サボっているともおっしゃっているのが滑稽なのですが。

仮に、ギリシャの二の舞を日本が演ずることになるとして、IMFなどから、消費税率の急増や公務員給与の引き下げを求められたとして、ギリシャ同様のストライキや暴動が起こるでしょうか?

大衆の行動様式の違いは、国のリーダーの気質の違いと対をなしています。パパンドレウ首相は、同政権が進める財政緊縮措置が「国を救うために導入を決定したもの」とし、「これに代わるものは、破たんのみだ」と述べ、またパパコンスタンティヌ財務相は「多大な政治的代償を支払う用意がある。一歩も後退しない」と述べる(ロイター)など、暴動やそれによる人命犠牲に動じない態度は、鳩山首相に何も限った話ではなく、短命政権を繰り返す歴代首相の八方美人的な軸のぶれ方と対照的に映ります。

ギリシャの過去の政権の腐敗について詳しくない私たちから見ると、ゼネストに参加しているギリシャ国民は随分と往生際が悪いという風に見えます。ユーロ参加のメリット(デンマークがリーマンショック直後にユーロ非参加を後悔していたことを思い出させます)を享受しているのだから、その裏返しとしてのデメリット(通貨発行権【シニョリッジ】の放棄)も甘受しなければならない(ギリシャ国債をギリシャ中央銀行が買い切りオペしてマネタイズするわけにはいかない)ので、ギリシャの救済は、あたかも日本における夕張のような財政緊縮を停止条件とした(財政)金融支援という形を取るほかにないのであります。

場合分けをするならば、

①ゼネストが鎮圧されて、ギリシャ現政権の財政緊縮案が実行され、よってEU、そして9(日)総会の予定のIMFでの融資が決まる。

または
②鎮圧に失敗するなどして、財政緊縮案が破綻し、ユーロ建てギリシャ国債の借り換え【リファイナンス】が失敗⇒ギリシャがユーロ離脱(新ドラクマ導入!?)

となるか、、、

私個人は以下の理由で②の可能性は余り高くないと思っておりますし、その場合もテクニカル的には、ギリシャ国債のデフォルト宣言とユーロ離脱宣言がどういう順番になるかで現実随分変わってくるのですが、ここでは詳述を控えます(ちなみに、ギリシャのユーロ離脱自体は、ユーロ圏の毅然たる態度表明の現れであるので、本来はユーロの買い材料だということも忘れてはなりません)。

EU各国の首脳は、異口同音に、「ギリシャ危機という“山火事”の鎮火を怠ると、火の気のない筈の域内健全国(???)にまで火災が蔓延してしまうから」と、結束を呼び掛けています。しかし、彼らは義憤や同胞愛から本気でギリシャを助けようと発言を繰り返しているのでしょうか。米国やIMFの動きは措くとして、域内の意思決定の鍵を握るドイツでは、議会の承認に苦労しつつも「財政緊縮案の実行を停止条件としたギリシャへの金融支援」の批准に漕ぎ着けた状況です。この金融取引が如何に通常の市場取引よりも有利であるかを考えてみてください。「ユーロが120円を割れそうだ。そろそろ買い場だろうか?」とか「ギリシャ国債が暴落、続落し、利回りが13%を超えた。流石に破綻はないと読むならば、絶好の買い物だろうか?」という設問に対しては、当たるも八卦、当たらぬも八卦としか言いようがないのですが、ドイツが決定した停止条件付き融資というのは、ノーリスク、ハイリターンの取引です。私がもしドイツのリーダーであったならば、ギリシャ国内が大いに揉めて、最後に言いなりの条件で助けてやるという交渉をすれば、貿易黒字の使い道としては最高の運用となるし、また揉めている間のとばっちりとしてユーロ安がありますがこれも国内の輸出産業にとっては、生産拠点を国外に移転させなくても実質賃金を下げることが出来て競争力が増し、製造業の経営者が喜ぶので、一石二鳥なのです。寧ろ、ギリシャが債務不履行に陥り新ドラクマ導入となって美味しい金融取引を取り逃がすやら、国庫や民間金融機関で運用していたギリシャ国債が紙屑になることを嫌がるでしょう。ドイツ以外のユーロ圏の主要国も概ね同じような魂胆であると考えられます。

一言で言えば、現在のユーロ相場とギリシャ国債相場には巨大なインサイダーないし相場操縦が存在しているので、この情報の非対称性を打ち破って無防備に参加をするのは得策でないと思うのです。このような「取引を煽らない」発言は、FX会社の社長としては相応しくないのですが(爆笑)。「それでも相場に参加したいから、売りか買いかどちらか教えてほしい」と言われたら、前述の如く、当たるも八卦、当たらぬも八卦、なのですが、押し目買いの領域に来ているとは思います(対ドル、対円。但し、最下点ではないかも)。
CoRichブログランキング

2010年4月30日金曜日

幹部候補生を採用します【求人広告 フェニックス証券】

まだまだ続くスプレッド競争、全額信託の規制、レバレッジ規制という厳しい経営環境の中、多くのFX会社が廃業するだろうと言われて来ました。


そのなかで、フェニックス証券は、敢えて業容を拡大すべく、幹部候補生の採用を行なうことにしました。


「書類選考(履歴書+職務経歴書+(任意)作文」を経て「一次面接(幹部社員による面接)」、「二次面接(役員による面接)」という手順を踏まえます。


条件は、
☆性別、年齢、国籍を問いません(日本語必須)
☆勤務地:東京支店(東京駅より1分 中央区八重洲1-5-8)
☆下記の項目のうち、半分程度は当て嵌まると思う方

★証券会社、FX会社、監督官庁、会計税務事務所などで、寝食を忘れて働いた経験がある
★法務について、集中して勉強した経験がある
★税務について、集中して勉強した経験がある
★経理・簿記について、集中して勉強した経験がある
★PC操作が得意、ネットワーク関連の知識が豊富である
★上司や経営者が、明らかに間違った判断を行なおうとしたときに、クビを恐れず、自分に妥協をせず、持論を展開して戦った経験がある
★「腐っても鯛」ではある大手金融機関や官公庁で、組織人として妥協して安住できる身分を捨てるのは大変勇気がいることだが、敢えてその身分を放棄して、これまでの何十倍もの努力をして、理不尽と戦いたいという意思がある



自分と等身大の会社とともに成長していくことが出来る貴重なチャンスです。ヤル気に満ちた皆さんからの熱い応募をお待ちしています。
※面接は、原則として、個人面接の形を取りますが、応募者多数の場合、集団面接となる可能性がゼロではありませんので、ご留意ください。

〒103-0028東京都中央区八重洲1-5-3
フェニックス証券株式会社
代表取締役社長 丹羽広
CoRichブログランキング

2010年4月1日木曜日

エイプリルフールではありません【PR】

あの、フェニックス証券が!?と思われる方も少なくないかも知れませんが、フェニックス証券の店頭外国為替証拠金(店頭FX)取引「フォレックス・ライン」は、本日よりドル円のスプレッドを0.9銭~と致しました。

詳しくは、
http://phxs.jp/
をご覧下さい。

全額信託規制やレバレッジ規制など、FX業界を取り巻く環境は厳しくなる一方であるにもかかわらず、どういうわけか、スプレッド競争には歯止めが掛りません。そのなかで、「信頼の証券会社ブランド」として安心をお届けすることをモットーにしてきたフェニックス証券が最強(=最狭)水準の基準スプレッドを御提供するのは、清貧の思想にこだわり、ほんのわずかでも黒字を出してお客様との共存共栄を図ろうという経営哲学を、すべてのステークホルダーの皆さまが理解してくださっているからです。

良くも悪しくもパ●ンコ業界に譬えられるFX業界ではあります。「出」が良いように見せかけて実は「出」が悪い台を並べる業者が極端な利益率を謳歌する業界において、厳しい経営の舵取りが続いているのは事実です。従来からのお客さまと新しいお客さま、大勢の皆さまに支えられて、ここ1年前後の正念場を乗り切っていきたいと考えております。
CoRichブログランキング

2010年3月15日月曜日

悪貨は良貨を駆逐する(第三回)

インフレによって経済大国化したスペイン~西ヨーロッパ!?
大それたシリーズを始めると宣言したことに後悔しつつ(泣)、ようやく後半戦に突入であります(汗)。

第三回 スペインの価格革命「銀の大量輸入は国富の増大なのか?」

歴史の教科書を紐解くと、「価格革命」の背景はこのような定説で説明されています。16世紀、特にその後半・・・

①スペインが中南米に植民地を開拓⇒②先住民(インディオ)や「輸入した」黒人奴隷を強制労働させ銀を生産⇒③護送船団によりスペイン(セヴィリア)に運ばれた大量の銀が、ヨーロッパ全域に流通し、激しいインフレーション(価格革命)が発生⇔一方、額面が固定した地代や、賃金の上昇には著しい遅行性⇒④地代に依存する伝統的な封建貴族が没落⇔労働者を雇い工場を経営する新興資本家の集中に資本が蓄積(「利潤インフレ」)。

(山川出版社『詳説 世界史研究』など)

上記④の一例として、メディチ家と並ぶヨーロッパの名門貴族であるフッガー家の没落も挙げられます。 大航海時代まではヨーロッパの最大の銀山を南ドイツに抱えていたフッガー家でしたが、その生産能力が年間約3万㌔㌘程度だったのに対して、1590年代のメキシコやペルーなどからの銀の輸入量は何と27万㌔㌘という10倍近いものとなっており、価格革命の凄まじさが判るということです(ハミルトン『アメリカの財宝とスペインの価格革命』1934)。

新世界産の貴金属が、物価騰貴を通じて、スペインのみならずヨーロッパ全体の経済の拡大に貢献したという見方は確かに通説です(ウォーラーステイン『近代世界システムⅠ・Ⅱ』1981、フランク『世界資本蓄積1492~1789』1978)。しかし、現在では下記のような批判が展開されているようです。

キーワードは「使用価値」と「交換価値」
「物価騰貴は、銀の大量流入が顕著になる以前に始まっており、その主要な要因はヨーロッパの人口が農業生産量の増加を上回る速度で増加したことである。」

とか、

「(西ヨーロッパとの接触により、アジア、アフリカ、ラテンアメリカが低開発地域としてその後長く定着してしまったことは事実だとしても、)アメリカの“地金”がヨーロッパの経済発展に不可欠だったとは言えない」

通説とそれに対する批判と、どちらかが一方的に正しいとは言い切れない「価格革命」に関する論争は、現在の世界経済にとっても、大変示唆に富むものではないでしょうか。今更、マルクス経済学の「使用価値=交換価値」が成り立つ商品経済と、その例外としての労働力市場(=「剰余価値」の源=「搾取」の現場)という考え方の枠組みを持ち出したくはないのですが、アステカ文明とマヤ文明を破壊された中南米の銀山こそは、独占的で搾取的な労働現場、すなわちマルクス経済学が想定する剰余価値の発生地点として見事に洗練、精錬された事例だったと言えるでしょう。

「使用価値=交換価値」が成り立たない例外的な商品は、植民地時代では隷属的な「労働力」だったでしょうが、現在の世界経済においては、労働力よりは寧ろ、当たり前の存在になってしまった「不換紙幣」(fiat money)かも知れません。「インフレという現象に注目する」近代ヨーロッパの発展への『銀貢献』説に批判的な立場の学者も、当時は「不換紙幣」ではなかった本位通貨としての銀の蓄積が、隷属的で低開発的だった植民地エリア(今では新興国!)からの大量の富の収奪である(所得移転である)ことは事実だと言っているわけです。

逆に言えば、貴金属の本源的な価値に注目せず、通貨としての機能だけに注目した貴金属の「発行」量が、流通量が増えたからと言って、単純な貨幣数量説に従って物価が上昇するとか、単純なケインズ的貨幣錯覚に従って資本家が利潤を濡れ手に粟の如く手に入れる、という理屈を批判しているのであります。

「インフレで国家危機?」~「ここ数年はいばらの道??」~意味深長な温家宝発言
スペインの価格革命は、歴史的事実(統計の信ぴょう性)への疑いだけでなく、その解釈や理論においても、マルクス的な要素、ハイエク的な要素、ケインズ的な要素が三つ巴で対立する、とても難解ですが、歯を食いしばって議論するだけの値打のある題材であると思われます。

時に、中国の全人代閉幕に当たって温家宝主席の挨拶で、多くのメディアが「人民元切り上げ要求を一蹴」した点を注目しています。勿論、この点についても、中国の国家戦略は何ぞやと論じる価値はあります。七転び八起きがもっと注目したいのは、会見で「もしもインフレが発生し、所得分配の不公平が重なってくれば、社会の安定に影響し、政権の足元を揺るがす事態になる」と述べた点です。デフレこそ政府や日銀の無策の結果だと多くのメディアに洗脳されている日本人にとっては妙に新鮮な響きを感じる言葉ではないでしょうか。次回は、諸説対立が明らかとなったスペインの価格革命の分析を活かして、温家宝発言を深読みして行きたいと考えております。
CoRichブログランキング

2009年11月20日金曜日

うれしすぎるお知らせ

今月もちょうど三分の二が過ぎようとしています。相場の変動(ボラティリティ)が飯のタネであることは米ゴールドマンサックスのような超大手からフェニックス証券のようなブティックまで共通の筈。(日本国債を除いては)収益源に乏しかったこれまでの11月ですが、フェニックス証券としては嬉しい知らせがあります。
毎月順調に新規口座のご契約をいただいております。こういう「統計」を取っております。
「その月に口座開設のお申し込みをしてくださった新規のお客さまが、同じ月内に何万通貨のお取引をやっていただいているか?」
今月はまだ7営業日(勤労感謝の日も、従業員に勤労感謝しつつ、FXは勿論営業です!)を残しているにもかかわらず、この「新規口座に限定した取引高」がフェニックス証券始まって以来、最高金額になっているのです。
取引スペックの向上、画面通りの為替レートで取引出来る「すべらないFX」、1000ドル単位から人気通貨で売買が出来る小口化対応(せんどる君)などをご評価いただいているのでしょうか。たいへん嬉しいお知らせです。

2009年11月4日水曜日

アイザック=ニュートンともあろう人が・・・

今朝の日本経済新聞の経済教室(高安美佐子東京工業大学准教授「自然科学で行動を解明」)に出てくるニュートンの逸話「晩年、空前の投資ブームであった英国で、南海(泡沫)会社の株を所有し、1720年のバブル崩壊で大損を被った。ニュートン曰く『天体の動きは計算できるが、人間の狂気ばかりは計り知れなかった』・・・」

りんごが木から落ちるのを見て万有引力の法則を発見したという逸話が出来てしまったニュートンですが、「金の生(な)る木は無い」ことには気がつかなかったようです。それが証拠に(?)同じく晩年にニュートンは造幣局長という公職にありながら、こっそり錬金術に没頭していたらしいのです。どんな物質でも限りなく微分してしまえば共通の微粒子に辿り着く筈という信念に燃えていたのでしょうか?価値のないものから価値のあるものをひねり出すのは、永久機関(ガソリンも電気も無いのに走る自動車)と同じように存在しない筈です。

当時の南海泡沫会社は、今時に譬えれば、IT企業のふりをした新興市場の仕手株のようなものでしょう。現在のように、FXなどのマージン(証拠金)取引が出来なかった時代でしょうから、不動産やチューリップの球根に比べれば流動性がまさり、投資の費用対効果が高い(FXに譬えれば、人気通貨ペアであるがゆえに、スプレッドが狭めである。FX自身が人気なので、日本株や投資信託よりも参加費用÷投資金額が低廉である)と考えたとすれば、さすがのニュートン、一理あると言えます。

ところで、投機も含めた利殖目的だけで金融商品を選ぶときに、このような広義の場口銭(参加費用÷投資金額)、すなわち実質的なスプレッドだけで判断するべきなのでしょうか?答えはYESのような気もしますが、、、、本日の日経の経済教室もちょっとだけヒントになるかも知れません。
CoRichブログランキング

2009年11月2日月曜日

「かわせ手当」で景気刺激キャンペーン【PR】


低迷する日本経済とサラリーマンのお小遣いを回復させるべく、フェニックス証券は“景気刺激策”を実施します。対象になった新規口座開設のお客様には、もれなく「かわせ手当」を“給付”します。


FXで日本経済を応援していきましょう!頑張れニッポン!


景気刺激期間:平成21年11月2日(月)~平成22年1月29日(金)給付対象の方:平成21年11月1日(日)~平成21年12月31日(木)の間に「Forex Line」にお申込頂き口座を開設されたお客様。


「かわせ手当」給付の条件:上記対象者の方が各口座申込月の翌月末までに下記条件を満たすと、もれなく最大で30,000円の「かわせ手当」を給付します。さらに、、、

CoRichブログランキング

2009年10月29日木曜日

ロシア、金の大量売却予定?

アニシモワ=タマラさんの本日のコメントです。詳しくは、フェニックス証券ホームページへ。
http://phxs.jp/

市場関係者は先週に伝わった「ロシア財務省がソ連の崩壊以来の金の大量売却を計画している」との報道に注目し続けている。ザ・タイムズ紙は27日、「準備の段階で情報がマスコミに漏れため、ロシア政府は取り引きを断念せざるを得なくなるだろう」との見解を示したが、ロシアのクドリン財相は28日、「この計画を検討している。詳細は近日、発表する予定だ」と述べ、先週に出回った報道を否定しなかった。市場関係者によると、売却が予定されている金の量は世界の年間需要の0.5%-1.25%に相当するようだ。また、「今回の計画が実施されれば、金の価格が急落する展開は考え難いものの、金相場への影響が出る可能性がある」と指摘する市場関係者もいる。

金利を上げるという国もあれば、金を売るという国もあり、新興国セクターは波乱万丈です。ふつうのメディアからは判らないエマージング情報を是非フェニックス証券のホームページから御入手ください。
http://phxs.jp/
CoRichブログランキング

2009年10月23日金曜日

日本の国債、英独仏のGDP合計より多い

大凡9割程度は読むに値しない「2ちゃんねる」ですが、七転び八起きブログででも、これまで極々稀に取り上げた記事がありました。きょうのは、

【経済】 「鳩山政権、危機管理能力なし。日本は“失われた20年”に突入」「日本は債務不履行に陥るか、通貨価値崩壊」説も
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1256246926/

大抵は政治家の揚げ足取りに終わるネトウヨとミンス(≒ネトサヨ?)の鞘当てが演じられているだけの2chですが、今回もその域を出ないとは言え、経済学的に真面目なコメントもあります。ただし、もとの記事は、朝鮮日報。
http://www.chosunonline.com/news/20091022000023

お時間がある読者の皆さまは、真面目なコメントを発掘しつつ、これから先の日本国債の相場(⇔利回り)、そして為替相場

いよいよか?まだまだ円高か??

という議論の材料にしてください。

「そこまで時間はないよ。結論を知りたい(否、それは虫が良過ぎるが、論点をズバっと教えて欲しい)。」とおっしゃる七転び八起きブログ読者の皆さまには、

(問題)ばら撒き政策(例:母子加算、子ども手当、・・・・無料化など)の財源不足を、赤字国債の増発で補うのと、消費税率の引き上げで行うのと、経済に与える効果はどのように違うか?

これに対して、木で鼻を括ったような答え方をすると、「赤字国債を日銀が全額引き受けた(≒買い切りオペを約束した)としても、単純な貨幣数量説が成り立つという前提であれば、すべて消費税率の引き上げで賄った場合と、物価上昇に伴う家計にとっての実質的な負担は同じである」となります。

問題は、「単純な貨幣数量説(マネーサプライ・・・企業や家計がいつでも日銀券として引き出し可能だと勘違いしているお金の量全体・・・が倍になれば、物価も単純に倍になる)」という前提が成り立っているのかどうか、です。マクロ経済学の教科書的には、為政者がもっとも避けなければならないハイパーインフレの下ではこれが成り立つ、とされています。勿論、只今の日本経済はハイパーインフレではなく、緩やか且つ慢性的なデフレです。

・・・・

再び、「いよいよ円安か?まだまだ円高か?」は、財政規律の犠牲が日本だけの問題ではないことも勿論検討しなければならず、単純ではありません。詳しくは、しぶとくロングセラーを続けているらしい拙書『為替力』で資産を守れ!をお読みくださいませ。
CoRichブログランキング

2009年10月22日木曜日

FXなら「1000ドル君」、CFDなら「円建て」金・原油リリースの・・・

亀井大臣の郵政社長人事「びっくりしたろう。すごいだろう」。。。はい、確かに驚きました。余りの驚きで、七転び八起きは今日のところはこの件に触れずに、フェニックス証券のPRに徹します。

超小口取引から大口取引まで何でもござれの外国為替証拠金(FX)取引の専用口座フォレックス・ライン(愛称)「1000ドル君」。

http://tatta2sen.jp/

加えて、話題のCFDでは、金・銀・原油(WTI)・天然ガスを(米ドル建てだけでなく)「円建て」でもお取引出来るようになりました!

http://www.phxs.jp/topics.php?#58
http://www.marketdatasystems.com/neo/

為替なら「1000ドル単位から“たった2銭”」が合言葉のフェニックス証券Forex Line。CFDならActive Zero Neoで決まり!?
CoRichブログランキング

2009年10月19日月曜日

「スリッページ」と「ストップ狩り」

兎に角、店頭デリバティブが大賑わいです。とは言っても、業界に改革を求める方向での事象が集中しているということ。この週末の日本経済新聞が典型的でした。土曜日には、CFD(外国為替証拠金取引以外の証拠金取引margin tradeによる店頭デリバティブ・・・典型例「日経225先物・オプション」「金・原油など国際商品」)
http://www.marketdatasystems.com/neo/
に関しても、外国為替証拠金取引同様、否、リスクに応じてそれ以上のレバレッジ規制を検討すべく、金融庁かパブコメ実施との記事。
http://www.fsa.go.jp/news/21/20091016-1.html
そして、日曜日には、「見掛け上のスプレッド(実質的な手数料)の狭さだけに騙されて、FX業者を選んではいけない」として、日本経済新聞としてはこれまでにない形で堂々と「スリッページ」問題に踏み込んだ記事を掲載していました。

先週号の週刊ダイヤモンド「為替」入門~外貨投資の罠にはまるな!で飛び出したキーワード「ストップ狩り」と並んで、「スリッページ」問題がいよいよ表沙汰になってくることで、レバレッジ規制と相俟って、いよいよ悪徳業者は年貢の納め時。見掛け上はインターバンク市場の為替スプレッドよりも狭いという我が国独特のFXリテール市場の歪さも、改善の方向に向かうことが期待されます。

「スプレッドが不思議なほど狭い」だけの問題ではありません。FX会社各社の一顧客当たり平均預け入れ金額に比べて異常に高い大盤振る舞いなキャンペーン。そんなことが可能だったのは、相当程度の確率で新規顧客(特に高いレバレッジを前提とした少額入金の顧客)をスリッページand/orストップ狩りの罠に引っ掛けられるという詐欺ビジネスモデルが前提となっていたと考えられます。加えて、法外なアフィリエート単価が成立している状況。表面上のスプレッド競争を煽っては濡れ手に粟を楽しんできたアフィリエートモデルもまた終焉の日が近づいています。
CoRichブログランキング

2009年10月15日木曜日

老眼鏡がたった100円

週末、ホッチキスの芯を買いに100円ショップに行きまして、以前から必要だった老眼鏡を衝動買い。その性能と安さに驚きました。その店が仮に「100円ショップ」という看板を掲げておらず、1000円の値札であったとしても七転び八起きは迷うことなく買っていたと思います(この場合の、1000円と100円の差900円は一消費者にとっての「消費者余剰」であると経済学では呼ばれます)。

昨日、NHKの長寿番組「クローズアップ現代」でコンビニの苦境が報じられておりました。FC本部の営利追求の結果、コンビニチェーンは飽和状態に達する(1店舗当たりの商圏人口が3000人程度という限界点にまで低下している)ほど店舗数が増えてしまい、同系列のコンビニ同士の食い合い(カニバリゼーション)も顕著になってきています。そこで、われわれの記憶に新しい「セブンイレブンの弁当値引きに関するFC本部の抑制(規制)に対する公正取引委員会による『排除命令』」。皮肉なことに公取委の介入はフランチャイジー(コンビニ店主たち側)の要望や利害を代表した結果であるにもかわららず、FC本部(フランチャイザー)の言い分通り、既に食い合いが始まっている同一商圏の同系列コンビニ同士の足の引っ張り合いをより酷くさせ、フランチャイジーの利益もフランチャイザーの利益も共に激減するという“両者リングアウト負け”状態に至らしめました。

この結果として、富は劇的に再配分され、昨今特に低賃金に喘ぐ倹約好きな消費者たちに多大な「消費者余剰」がもたらされているのです。

自称ケインズ信奉者の経済学者はマクロ経済学と称してこの現象をデフレスパイラルと呼び、デフレ≒景気低迷(景気悪化)という常識を庶民に植えつけてきました。与野党を問わず政治家の多くも右に同じ(“左に同じ”と言うべきか)でしょう。

しかし、赤字国債を乱発し国家予算を膨張させたところで、100円ショップの老眼鏡が1000円以上に戻るでしょうか?コンビニ弁当が百貨店のデパ地下並みの値段を維持出来るでしょうか?ダイエーが「価格破壊」という流行語を産み出したのは90年代前半でした。100円ショップやユニクロ、しまむら、そして今コンビニ競争と、デフレ“スパイラル”が止まらないのは、我が国が20年もかかって未だに政府や日銀がデフレ対策の有効打突を決めていないからではなく、余りにも競争がなかった状況から、競争が導入されて(これでもまだ)間もないからという視点も必要です。

日本=デフレ(スパイラル)=不景気低成長はコンセンサスです。七転び八起きの言説は少数意見です。ですから、高成長=高金利(高インフレ)=新興国投資は正しい、いずれは円安だ、という意見に人気が出ます。物価上昇率や購買力平価の算定は完璧に客観的に行うのは不可能ですが、多くの証券会社が外貨投資をそそのかしている新興国の多くが、名目の高金利からインフレ率を差っ引いた実質金利はゼロ近傍であることは無視できません。かたや、日本では、お弁当の値段をはじめ衣食住すべてにおいて、とくにインターネットを通じた私的なコミュニケーションから商取引まで、またその土台となるハードウェアや通信回線に関するコストを考えても、当局が出す統計より遥かに実質的な価格破壊を実感出来ています。実質デフレの年率は、とある有名な海外メディアの算定では5%から10%だそうです。消費財バスケットは世帯それぞれで人生いろいろですが、納得される読者の皆さまも少なくないのではないでしょうか?

もしそうだとすれば、銀行の普通預金は金利ゼロのようで、実は実質年5%~10%で運用出来ているのです。日本の銀行が儲からない理由はここにもあります。少々論理は飛躍していますが、適度な規制で潤ってきたリアルの産業が、インターネット分野から競争を挑まれた結果、デフレが起きると、既存産業を支えてきた商業銀行は行き場をなくすという現象は、日本だけでなく米国でも起こっていることが昨今証明されています。

以上の天邪鬼な分析は為替にも示唆を与えるものです。新興国通貨、例えば南アフリカランドを売りから入る人は殆どいないでしょう。多くのリテール証券会社が、南アフリカランド建ての“ぼったくり”外国債券を必死に不招請勧誘しているようです。名目のキャリー損失が精神衛生上嫌なので判っていてもなかなかできないことですが、実質金利が低い通貨【南アランド】を(調達して)売り、実質金利が高い通貨【日本円】を買って(運用する)、この投資戦略に一理あることはいずれ実証されることになるでしょう。

名目金利が高い通貨を売る。これが出来るのもFXの魅力です。“ぼったくり”外国債券で過去何世代にもわたって大量損失のばら撒きがリテール証券会社によって繰り返されてきました。その仕返しが出来るのはFXを通じてしかありません。
CoRichブログランキング

2009年10月2日金曜日

雇用統計とCFDガイド


本日日本時間21:30発表の米国雇用統計。予想(コンセンサスは非農業部門雇用者数で17.5万人減少、ちなみに前回は21.6万人の減少)より更に減少すればドル安、予想ほど減少しなければドル高、・・・




と教科書通りに動くかと言えばそんな保証はありません。予想より余程悪ければ、一方向のドル安はありうるでしょう。しかし、予想ほど悪くなかったとしても、ドル高は一時的かも知れません。七転び八起きが引き続き注目する通貨ペアは相変わらずの過大評価に加えて中国の外貨準備政策とロシアの為替介入




で余談を許さないユーロ/ドルです。雇用統計が予想ほど悪くなかったとしても、1.46台、1.47台は極々一時的でユーロ安方向に極端に反転する動きが大いに考えられます。

CoRichブログランキング

2009年7月14日火曜日

金融ビジネスは必要悪の虚業なのか

軍需産業と並んで、、、と溜め息をつきたくなる英FT紙の臨時ニュース「ゴールドマン・サックスの経営幹部たちがリーマン破綻後の流れで自社株を7億㌦相当売却」。

米SECへの大量保有報告の調査したところ、彼らの売却時期は金融安定化プログラム(TARP)からの公的資金100億㌦の恩恵にあずかっていた時期と殆ど重なる。日本時間今夜、自己売買益の回復により好調な第二四半期決算を発表すると見込まれていることを踏まえると、米国議会からの批判は必至とFT紙。

ゴールドマン・サックス側からの正式広報はなし(但し、GS社の特にパートナー級は巨額ボーナスに占める自社株の割合が高く、定期的に換金していかざるを得ないとのコメントあり)。自社株を担保としたローンの借り入れ先からの追加証拠金(追証、Margin Call)やロスカットの可能性も高いと同紙は指摘しますが、お金持ちというのはそんなにハイレバレッジな生活をされているものなのでしょうか???

パートナークラスの経営幹部による自社株売却はGS社において予てより“際どい”話題だったが、リーマン破綻後にGS社の二人の共同COOからの「持株会ファンド」買い戻しの決定と発表で前代未聞の物議を醸した。1999年に株式公開されたGS社にとって従業員持株はパートナー制だった頃の残滓だとFT紙は言います。

その残骸部分を米系その他のライバル投資銀行も真似をし続けてきたことも事実でしょう。また、このFT紙の報道だけでは、GS幹部がリーマンを追い込むことで一時的に“返り血”を浴びつつも、自らは助かっただけでなく、半ばインサイダー的に、半ば相場操縦的に、大儲けをしたと立証することは出来ません。

疑惑の本丸は、当時の財務長官、ポールソン氏がどういう意図でリーマン危機というサプライズを脚本演出したのか?そこに出身銀行であるゴールドマンサックスと組織的な相互関与があったのかどうか?“やんちゃ”過ぎたライバルの消失と“返り血”を浴びるリスク(含む新興国リスク)、それに自作自演だったとすれば得られるであろう巨額のメリット。これらの損得の胸算用に比べたら、経営幹部の自社株の問題などは、ほんの断片に過ぎないでしょう。

金融というビジネスが、脱法または違法により、他人様の財産を収奪しあうだけの虚業であり、そんなものは人類にとって不要だとは、世界平和のほうが全人類にとって最適(パレートな意味でも、ベンサムな意味でも)なのだから軍事産業は虚業だ、不要だというのと同じ。財産を破壊しないだけ、戦争より悪徳金融のほうがまだましに思えますが、“階級”間または民族間の相互不信、ひいては治安悪化を招く点では殆ど一緒。にもかかわらず、他人より良い生活をしたい、他者を傷つけてでも自己保存や民族自決を勝ち取りたいという欲望が世界のどこかにある限り、金融も軍需もある程度は国家戦略に乗っ取った必要悪な産業として永遠に不滅でしょう。

根底ではまだまだ続きそうな金融危機で、心ある勉強家の皆さんが一番心配しているのは、1929年の世界恐慌後の金融危機や経済危機が結局、第二次世界大戦によってしか治癒されなかった事実とその繰り返しです。金融や外交軍事への眼差しとして、ヒトラーひとりを狂気の戦犯として片づけずにナチスドイツなどの全体主義が発生した必然を分析する姿勢が必要。

郵政民営化を差し戻すかどうか?窓際族を多く抱え、経営幹部の多くが権力闘争と社内外の不倫にしか興味がないメガバンクをどう監督規制するか?はたまた政府系ファンド(SWF)?国策に耐えうる強烈な金融機関が独立国家にとって軍備同様欠かすことができないという視点こそ残念ながら必要悪なのです。
CoRichブログランキング

2009年7月9日木曜日

円高と資源安、どこまで続くのか?

先週来の、ユーロ円(だけでなく全てのクロス円)売り戦略は当たり続けています。しかし、ここまで下がると利食いによる買い戻し、割安感からの新規買いも増えて来ているのも事実。先週《ユーロ円で言えば、110円台乃至120円台が実力》と申し上げましたが、一直線でそこに向かうことはないでしょう。

円安と資源高のミニバブルが崩壊過程に入った昨今、直接には金融市場に影響を与えなさそうな二つのニュースが気になっています。

★グーグルがパソコンOSに参入
マイクロソフトの(Windowsという)青い芝生を刈り取りたいのか(WSJ紙)?

★英研究者、幹細胞から精子を作ることに初めて成功(FT紙)
このふたつの話題は、BBC等海外メディアでは、中国新疆ウィグルの反乱と同程度の大きな扱いなのです。

「日本は天然資源には恵まれないが、技術によって克服し続けることで、豊かな先進国でいられる」「欧米人の大半は勉強が出来ない。日本人の平均的な教養は高い」・・・本当でしょうか?無料の基本ソフトだとか、生殖細胞以外の幹細胞から生殖細胞を作るという着想や追求が日本の風土から生まれてくる感覚が持てません。

分野は異なるものの、両方に共通するのは、「中途半端に各分野の情報や知識を詰め込んだ常識人の発想からは出てこない偉業であること」「偉業とは言え、そこまで既存の常識や倫理を乗り越えて良いのかという議論を巻き起こしうること」等々。

前者を言いかえれば、詰め込み教育を素直に受け入れる秀才よりも、既存の知識体系を学習している途上で疑問を感じ先に進めず躓く「馬鹿と天才の紙一重」の人物のほうが、ブレイクスルーをもたらすということ。我が国の英才教育やらエリート教育というのはどちらを志向しているでしょうか?不妊治療の倫理問題と、教育のあるべき姿論を混同してはならないでしょう。

「1+1=2」を自明だと受け入れることが出来なければ小学校の算数で落ちこぼれるでしょう。しかし、これに疑問を抱かず知識を甘受してしまっていたら、バートランド・ラッセルクルト・ゲーデルは誕生しなかったでしょう。アインシュタインが小学生時代は理科が苦手だったという逸話は有名です。日本語が国際言語でない以上、世界中の研究者の卵達が日本で切磋琢磨するという絵は描きづらいでしょうが、知識詰め込みの画一教育からドロップアウトしそうな「馬鹿と天才の紙一重」を大切にする仕組みをもたないと、いよいよ日本は資源も技術もない三流国になってしまいます。

というわけで、クロス円は買い戻し準備!?
CoRichブログランキング

2009年7月7日火曜日

“ゆるキャラ”大募集!小口化FXの『フォレックスライン』で10万円~50万円

フェニックス証券は、見せかけ(だけ)の高レバレッジ低スプレッドによる《証拠金ぼったくり商売》と一線を画し、コツコツと営業して参りました。

その到達点のひとつが、店頭FX『フォレックスライン』の小口化。

http://phxs.jp/

主要通貨ペアが1000通貨単位で売買可能となり、少額の証拠金ご入金でも危険なレバレッジを掛けなくても(賭けなくても)、外貨運用を始めることができるのです。

フェニックス証券の店頭FX『フォレックスライン』の小口取引は既に7/1(水)から可能になっていますが、『フォレックスライン』専用ページのための“ゆるキャラ”を一般公募することにしました。

☆ゆるキャラ名:(例)「フェニックス君」「せんドルちゃん」「ちょいトレさん」・・・
☆氏名、住所、年齢、連絡先(携帯可)、メールアドレス(携帯・PC)、お勤め先(または学校)、その他(新ホームページhttp://phxs.jp/の感想、小口取引コンセプトへのご意見など)

をお書き添え頂き、担当(外国為替部 中村)s.nakamura@phxs.jp宛、ご投稿下さい。

当選者(7/21【火】当社ホームページhttp://phxs.jp/上で発表)には、小口化FX『フォレックスライン』Forex Lineの証拠金100,000円を謝礼としてプレゼントします(該当者複数の場合には厳正なる抽選にて1名様に)

キャラクターイメージも同時に募集です。こちらの当選者には証拠金500,000円をプレゼント(但し該当者なしの場合はご容赦下さい)。
CoRichブログランキング
※【キャラクターイメージ】をご応募頂く場合は、イラストをご郵送頂くか、メールに画像(BMP、JPEG、PDF形式)を添付してお送り下さい。
※お送り頂いた個人情報は本件以外の目的では利用致しません。応募頂いた書類・情報等はご返却いたしませんので予めご了承下さい。
応募書類送付先:〒103-0028東京都中央区八重洲1-5-3
フェニックス証券株式会社“ゆるキャラ”募集係

締切は“ゆるキャラ”名+イメージともに、7/15(水)必着とさせていただきます。

2009年6月29日月曜日

消費者金融を解禁する中国、規制する日本


先日の日本経済新聞が報じた中国、消費者金融を解禁 国内消費を後押し 英エコノミスト誌がアジア経済を扱った記事「望まれる“買い物中毒”」【注】によると、アジア諸国では家計の負債(≒個人の借金)がGDPに占める割合が概ね50%以下【注】だが、特に中国とインドは15%以下。健全過ぎる同割合の背景として、これまでアジア諸国に耐久消費財の購入を後押しするローンビジネスが事実上皆無だったことを挙げています。

左のグラフは、上記記事に添付されていた鉱工業生産を新興アジアと米国で比較したもの。落ち込み続けるの米国と対照的に、新興アジアは金融危機以前のレベルにまで回復しており、特に中国の貢献が大きいと見て取れます。

サブプライム問題への露出が少ない我が国金融機関の健全経営のお陰で、時の経済財政担当大臣をして「米国金融危機の影響は、蜂にさされた程度」と言わしめた盤石な筈の日本経済。金融危機の本場である米国よりもマイナス成長が酷いという皮肉に見舞われ、多くの政治家や経済学者は
「外需(輸出)依存の日本経済の体質の転換を怠ってきたツケが回ってきた。危機の今こそ、内需(特に個人消費)の拡大を。」
と、鬼の首を取ったかのように、財布の紐を縛りたくなるのは「節約は美徳ならず」というケインズの逆説を持ち出してきたものでした。我が国のポピュリスト知識人の戯言を実行しているのが、貯蓄大国(≒外準大国)の地位を我が国から奪った隣国中国であることもまた皮肉です。

我が国も、中国ほど大胆な個人消費刺激策(消費者金融会社の設立解禁だけでなく、既に実施済の耐久消費財購入インセンティブなど)を“逆輸入”すべきなのでしょうか。80年代までは、主要先進国中断トツの高さを誇っていた総貯蓄率【注】が急速に陰りを見せ、特に家計貯蓄率【注】で言えば、フランス、ドイツ、イタリアなどに抜かされているなどして現在OECD中14位に過ぎないこと【右グラフ】を認識したうえで、このようなポピュリズム政策と対峙しなければなりません。

金融庁による貸金業規制(特に借入額の年収制限といった総量規制)は、グレーゾーン金利(過払い金利、みなし弁済)の決着に追い打ちを掛けるものですが、業界規制という観点だけでなく、景気対策としては大きなマイナスである点はもう少し注目されるべきなのでしょう。しかし、中国の政策を真似る余裕が日本にはないのだという認識に照らせば、金融庁の政策は、隠れた意図も含め、実に正しいのです。
CoRichブログランキング
【注】原題はShopaholic wanted
【注】韓国が例外。ちなみに主要先進国の多くは100%前後
【注】総貯蓄率=総貯蓄/国内総生産(名目GDP)。総貯蓄=貯蓄+固定資本減耗+資本移転(純)。 家計貯蓄率=家計純貯蓄/(家計可処分所得(純)+年金基金年金準備金の変動(受取))。家計純貯蓄=家計可処分所得+年金基金年金準備金の変動(受取)-最終消費支出

2009年6月25日木曜日

第二種金融商品取引業の追加登録、大証FX【PR】

フェニックス証券を日頃から監督していただいている近畿財務局さんの素早いご対応のお陰で、金融商品取引業の変更登録を早々に完了することが出来ました。

フェニックス証券、金融商品取引業の変更登録を完了。業務の種別の追加(第二種金融商品取引業)により、「大証FX」参加資格取得準備

「証券取引法」時代の証券会社は、ざっくり、第一種金融商品取引業に登録され直されておりましたが、市場デリバティブである『大証FX』を取り扱うためには第二種の追加が必要でした。あとは、システムのテストがうまく行けば、取扱体制が整うことになります。

店頭FXの小口化(1000㌦対応)、CFD取扱開始、『大証FX』取扱、、、、と来月以降は新規業務が目白押しのフェニックス証券にどうぞ御注目ください。
CoRichブログランキング

2009年6月19日金曜日

豪ドル/円のスプレッドが3銭から!?

店頭外国為替証拠金(FX)取引【フォレックス・ラインForex Line】の小口取引(主要通貨ペア1000通貨から)、取引所FX取引【大証FX】、そしてCFD【アクティブ・ゼロ・ネオActive Zero Neo】それぞれ開始と、7月以降目白押しのフェニックス証券から、、、

豪ドル/円のスプレッド 本日より3銭から!!

期間限定、ロンドン時間中心に、「大安売り」のお知らせです。
http://phxs.jp/

主要通貨ペア1000通貨単位から取引可能(最低証拠金額10,000円で、英ポンドやドル、ユーロの小口取引も、南アフリカ共和国ランドの大口取引も可能)となる来月7月に先駆けての「大バーゲン・セール」を当社店頭FX取引【フォレックス・ラインForex Line】で開始します。

豪ドル/円を選んだ理由。資源通貨の代表格、豪ドルは原油価格や貴金属価格に強く相関しています。リーマン破綻後、ヘッジファンドや投資銀行は以前程はレバレッジを効かせられず、投機的だった資源相場も安定した値幅で振幅していることが観察されています。

一部投資銀行のエコノミストの極端な相場見通しとは裏腹に、原油価格は40㌦~70㌦あたりを安定的に行き来するとの見方が大勢。ここに来て、多くの個人投資家の皆様がFX取引に戻って来ておられるのは、「高過ぎたら売る。安すぎたら買う。」という“投資本能”が活かせる相場が復活したからだと私は見ています。

過度なレバレッジを懲らしめる効用は、確かにあるのです。

フェニックス証券は(お客様の注文を原則全てインターバックに直結させるビジネスモデルのFX会社としてはとしては)米ドル、ユーロのスプレッドは既に“最狭水準”。本日から、豪ドル/円を加えたのは、上記理由からです。
http://phxs.jp/

レバレッジ規制と全額完全信託規制に殆ど対応済みのフェニックス証券をこれからも応援して下さい。
(店頭FX取引【フォレックス・ラインForex Line】に関する留意点はフェニックス証券のホームページをご覧ください)
http://phxs.jp/
CoRichブログランキング